ドル建て債券で月5万

だいぶ日があいてしまいましたが、その間になんと、日経平均株価がバブル期以来の高値を更新したそうです。

もう二度とあの株価は戻ってこないのかと長年、思われていた方も多いかと思いますが、これは明るいニュースですね。

もちろん、S&P500が10倍程度になっていることに比べたら、やっと以前の水準まで(30年前に??)戻った、というだけなのですが、戻らなければそれ以上もないわけですから、ここから少しでも上昇してほしいですね(*^^*)

最近は個別銘柄はもちろん、投資信託の保有率もダダ下がりの我が家は、今回のおめでたいニュースにはあまり関係がなく、残念な思いです( ;∀;)

我が家は、今年に入ってからは珍しく?、主人と今後の資金の運用について相談して、老後生活に向けて新たなスタートを切りました(大げさですね(笑))。

今後は、保有しているものに大きな値下がりがあったときには、
もうカバーする収入がない( ;∀;)

ため、今までよりもさらに慎重になります。

ドル建て債券で月5万円はクリア

私は、このブログを始めた頃に、「老後資金に、月5万円くらいプラスにできたらいいな」と書いているのですが、これはなんとかクリアできたようです。

月5万円のためには、年間60万円の配当金等を頂ければOKなのですが、まとまった資金で定率の債券を買ったので、5万円という金額は、この債券運用のみで実現可能になりました。

ただ、ドル建てなので、利息もドルで受け取るため、円の価格は為替レートによります。現在だとさらに円安ですが、最近のレートはだいたい135円前後といったところでしょうか。

私もこれまではほぼ海外ETFと投資信託がメインでしたが、債券での運用を組み入れたことで、毎年、一定金額が必ず受け取れる状態になったことはとてもありがたいと思っています。これは、今後ずっとこの金利が続くわけではありませんが、日本円の預貯金、国債よりは高い金利であることはしばらく間違いないでしょう。

主人もまだ数年は仕事を続けるので、この受け取り利息を近いうちには使うつもりはなく、手元資金でなんとか暮らして、債券で増えた分はできればまた運用して、債券口座の資金残高を増やしたいと思っています。

債券は毎年安定した配当金が受け取れて、償還時には満額、戻ってくるありがたい投資商品です。

ただ、ドル建て社債については、利回りが高めのものが多くて魅力的なのですが、その会社が債券の償還時まで倒産しないことが大前提なので、このあたりが心配という方は、生債券はオススメしません。

債券に投資する投資信託やETFもたくさんありますから、そちらで運用するか、米国債の方が安心かと思います。

また、思いがけず、ドルのMMFがいい働きをしてくれています(*^^*)

これは思いつきで買ったものでしたが、想定外に良い運用先でした。

こちらは毎月、配当金が入金されるので、こちらも今後のカツカツな生活に潤いを与えてくれそうです。しかもこちらも、元本が減らないんですよね(絶対ではありませんが、減る確率は低い)。

でももちろん4%超の高金利がいつまで続くかはわからず、ずっと「お金のなる木」でいてくれるかどうかはわかりませんが、金利が下落するまでに少しでも増えてくれたら嬉しいですね。

為替が気になる場合は積み立てで

ドル建て商品というと、やはり為替が気になりますね。

私も、これまではあまり気にしてなかったのですが、さすがに1ドル130円を超えた状態だと、110円の頃より2割ほどもドルを買うのに割高になりますので、悩むところですが、悩んでいてはいつまでもドルでの運用ができませんので、今後の運用に期待して、ドル転しています。
これ以上はドル転しないと思っていたのに・・・^^;

女心と秋の空は変わりやすいんですよね~。まだ初夏ですが(笑)

満期時(債券は償還と言います)に円高だったらどうするのか、という永遠の問題ですが、1ドル100円程度の円高がすぐに戻ってくるとはあまり考えられないですし、ドル建てのままずっと運用して、どうしても必要になったらその分だけ、円転するかもですが、そのまま遺産として娘たちに残しても良いと思っています(*^^*)

ドル建ての運用が気になっている方は、少しずつ、自分で納得できるレートの時か、または、毎月一定額ずつ積み立てとかで、ドル転しておくと良いかもいれませんね。

ここ数か月は、130円台をうろうろしていますから、135円を少し割ったら買うなど、ご自分で予定を組んでおくと買いやすいと思います。

為替は、急に1円くらい動いたりすることもありますから、ドルにしたい金額は口座に入れておくことも準備としては必要ですね。

ドルを保有していると、円安になるだけでも為替差益が出ますが、MMFや、格付けの高い会社の社債なども買って、利息を受け取ってみてはいかがでしょう(*^-^*)

投資信託と併用

債券の運用は私たち世代にとってメリットがたくさんありますが、やはり、今後まだ20-30年くらい人生が残っているかもしれないことを考えると、次の株価上昇時に恩恵が受けられないのは絶対さみしいですし(私の場合)、30年間の物価上昇に耐えられるようにするためにも、株価の上昇を目指す商品も保有しておく必要があると思っています。

我が家の場合それは、来年からの新NISA口座にほぼお任せすることになるんじゃないかなと。

今後、日本での一般の方の投資は、新NISAの枠を使い切らずに円建ての投資商品を買うということは、NISA口座で取り扱いのない商品以外、なくなっていくのではないでしょうか。みんな、投資するならNISAで当たり前、というような感じになりそうです。

私も今後はもうそれほど、変わった商品というか、NISAで取り扱われない商品を買うことはないだろうと思いますし、夫婦で3600万で十分な枠なので、新NISA口座で非課税の恩恵を受けながら投資できるのが楽しみです(*^-^*)

新NISAは今から準備

もし、NISA制度に興味があって、でもまだ何もしていない、という方は、せめて、今のうちに証券会社の口座開設だけでもしておいた方が良いと思います。

今は何でもWebからでできるとはいえ、新規に金融機関の口座を開設するとなると、やはり数週間程度はかかるようですから。

口座番号のご案内文書などは、本人確認のためにわざわざ自宅に郵送されますし、こういう大事なことはまだメールで完結しないんですね。

証券会社の口座開設と一緒に、NISA口座も開設できると思うので(同時に申し込みできると思います)、年内残り半年(こないだ年明けだったのに早いですね^^;)で、とりあえず口座開設だけでもしておくのはどうでしょうか。

SBI証券、楽天証券であればどちらも手数料お安いですしサービスも十分だと思います。

楽天市場を普段から利用している方は、ポイント等で連携サービスが使えるので楽天証券、そうでない方はSBI証券でも良いと思います。

60代もまだまだ先は長いようですから、しっかり備えていきたいですね。

旅行準備

余談ですが、久しぶりの海外旅行の準備を少しずつしています。

しかし、3年前に比べると本当に、すべてが高くなっていますね。

ホテルはツアーに組み込まれているので、今回は調べていないのですが、オプショナルツアーが高すぎて驚きます・・・

これは、日本より他国の現地の物価が上がっているということもあるでしょうし、コロナ後にツアーを再開したときに価格を見直したのでしょうね。

また、英語ツアーの方が種類も多く、こちらはある程度、お手頃価格なのですが、「日本語ガイドつき」になったとたんにすごい金額に・・・^^;

今回は、ほぼ旅行会社のツアーに乗っかり、1回だけのフリータイムのオプショナルツアーなので、まあなんとか支払うことにしましたが・・・( ;∀;)

来月からまた電気代が値上がりする地域もあるようですね。

物価は確実に上がっていますから、ゼロ金利のままもし10年以上たってしまうと、預貯金は目減りします。

以下の総務省のHPによると、2020年から日本の物価は、4~5%程度も上がっているようです。

2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)4月分(2023年5月19日公表)

一方、2020年に預けいれた預金などは、100万円は100万円のままです。

これがもっと長期間にわたると、物価の上昇に預貯金ではついていけません。

少しずつNISA口座などをうまく使っていけたら良いですね。

※我が家の投資状況を書いていますが、最終的に投資はご自分の責任でお願いいたします。