内窓リフォーム契約

先日やっと、少し前から検討していた「内窓リフォーム」を契約しました。

家中の窓のサイズを測ってもらってから2週間くらいはたったでしょうか?

私が窓ガラスの種類や、家が重くなるのか、割れやすいガラスだと地震の時心配、等々、途中であれこれ思いついては内容を変更してきたので、担当者さんには申し訳なかったのですが、やっと納得して、契約のハンコを押しました。

窓の枚数20枚

リフォームと言っていますが、実際には「インプラス」という、断熱効果に優れた窓ガラスを新しく内側に取り付けるってことですね。今ついている窓には影響はありません。

これで、家全体の断熱性が高まるのだそうです。

私は最初、「補助金が出るならせっかくだから家中やってもらおうか~2階は真夏は灼熱地獄になるし」と思い、家中の窓を採寸してもらいました。

それで見積もりを出してもらったのですが、浴室やら和室やらのリフォームまで詰め込んで、最終的には当然、見積もり金額大幅オーバー^^;

とたんに「まずは最小限で」と、それまでの勢いがなくなり、計画を変更しました。

実は、予算に関しては少し、夫婦でもめたりもしました^^; やりたいことが夫婦で温度差があるということが浮き彫りに。

とりあえずリフォームしなくても困っていない和室リフォームは取り消し。浴室はやりたいんだけど、これも主人が今じゃなくてもいい、と言って取り消し。

前からもう少し防犯性能の高い玄関ドアにしたいと思っていたのですが、こちらは金額が許容範囲なこともあって、交換してもらうことにしました。

そして肝心の内窓リフォームは、いろいろ考えましたが、とりあえず1階の窓だけ。

それでも、全部で大小合わせて8か所の窓、ガラスにして20枚の内窓をつけて頂くことに。トイレの窓と玄関の小さい窓は入ってません。

ガラスが16枚でなく20枚なのは、我が家は1階に、4枚の引き違いの窓が2か所あるのですね。

どれだけ窓がスペースをとっているか、わかりますよね~。30年前は、「窓は大きく、たくさんつけて明るく」みたいなのが流行ってたんですけど。

家ひとつとってもこんなに考え方というか、流行りが変わるんですね~。

ガラスは、枚数だけではなくて、ガラスの種類や、サイズによっても金額が変わるので、参考にならないかもしれませんが、一応ご紹介しますね。

「インプラス工事」見積もり

  1. 8か所合計22枚の内窓リフォーム 施工費込み 約118万円
  2. 先進的窓リノベ事業により、約45万円の補助金が出る予定。
  3. ガラスはすべて「Low-E複層ガラス 安全合わせ」ガラス

補助金なしだと、約118万。45万円の補助金が無事に出ると、持ち出しが「73万円」ということになります。

73万円で、1階の窓ほぼ全部が、断熱効果のある内窓つきになります。これを高いとみるかどうか。

70万でも結構な金額ですよね。補助金が出なかったら、家中の窓に内窓つけようなんて、たぶん思わなかったと思います。。。

この金額は、どのようなガラスを使用するかによっても、かなり変わってきます。

内窓は有名なところですと「YKK」と「リクシル」の窓がありますが、我が家はリクシルのです。選択したというよりは、業者さんが見積もりを出してくださったのがリクシルでした。

担当者さんには、高機能でお値段も高いガラスが、一番補助金がたくさん出て、結果的にお得になるので、Low-E複層ガラスで良いですか、と聞かれました。

断熱効果が高いのだそうです。

少し検索すれば、ガラスやさんのHPなどでたくさん説明されていますから、興味のある方は見てみてくださいね。

そして私はまた、少しでも割れにくいもの、ということて「安全合わせ」ガラスというものを選んだので、またちょっとお値段が上がっているようです。

気にならない方は、そんなに高いガラスを選択しなくても良いと思います。

考えてみれば、30年前に建てた我が家の窓って、何の機能もない、普通~のガラス1枚なんですよね。その薄いガラス一枚で外側と隔たっているわけで、そりゃ暑かったり寒かったりして当然ですよね・・・

これで、今年の夏からは少しはエアコン代下がってくれるといいなあ。最近の夏は本当に暑いですから・・・

まだ、工事の日程も決まっていませんが・・・。

補助金は出るのか?

この「先進的窓リノベ事業」とは、経済産業省と環境省が共同でやっている事業です。

「窓の断熱改修」リフォームに対して、補助金を結構いっぱい出します、という制度が今年4月からスタートしたのですが、スタート前からかなり人気があるようです。

1-2月くらいに工事をした方が、第一弾で申し込みが始まったらすぐに申請しているようです。

業者さんは「大人気で、今から注文しても間に合うとはっきりは言えません」とのこと。

リフォーム終了後のビフォーアフターの写真を添付して申請しなくてはいけないので、「リフォームが終わった人」しか申請できないのだそうです。

つまり、「発注した」「契約した」だけではまだ申請できないんですね。

そのため、我が家のリフォーム終了までに補助金の予算が残っているかどうかは担当者さんでもまったくわからず、

「万一、補助金がなくなってしまったら申し訳ないですが、その場合でも工事のキャンセル、ご解約はできません」

と念を押されました。

これは大変ですよね・・・投資でもリスクはつきものですが、今回、もし補助金なくなってしまったら45万円が自腹、という大きなリスクがついてくる買い物です。

せっかくの環境に配慮する事業なのに、国民にこの金額のリスクを負わせるのはなんだか・・・と思ってしまいます。4-5万じゃないですもんね。

注文する時点で間に合うか間に合わないかがわからないと、怖くて注文できない人も出てくるんじゃないでしょうか。

つまり、補助金なしでのリフォーム金額を出すのが大変な場合は、契約しない方がいいカモ、、ってことになりますね。

私の担当者さんは、4月中のご契約でしたらまだ大丈夫と思います、、とおっしゃっていました。が、これから発注、工事はいつになるかまだ決まっていませんしね。

ちなみに、「先進的窓リノベ」事業のHPでは、現在補助金が使用された割合が見られるようになっています。

先進的窓リノベ事業公式HP

今日は「10%」になっていますね。

私が最初、見積もりをお願いした頃に見たときには「4%」とかだったと思うので、着実に利用されているようですね。

こちらの事業ですが、「2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献」が目標の一つのになっています。

多少の費用がかかっても、せめて少しでも環境に良いことに繋がるなら良いな~と思っています。

また今後実際にリフォームしたら結果をご報告しますね。