確定拠出年金65歳まででシミュレーション

少し前に、「確定拠出年金の運用期間が65歳までOKになるかもしれない」という記事を書きました。

50代文系主婦の投資ブログ

このブログでは時々、確定拠出年金のことについても書いていますが、昨日、それについての興味深い記事を日経新聞電子版で見つけ…

 

もしこれが実現したとして(たぶんすると思うんですが)、主人が65歳まで再雇用で働いてくれるとして(仮定ばっかり(笑))、運用を今のまま65歳まで続けたらどうなるのか、確定拠出年金のサイトでシミュレーションしてみました。

ちなみに現在の「60歳まで運用」のシミュレーションはこちら↓

 

目標を「1,000万円」と設定していて、現在のところでは目標達成は「51.2%」の可能性となっています。

1,000万円に届かなくても、最悪元本を下回らなければ良いと思っているので、「非常に悪かった場合」でも「累計金額」より多くなっているので、これでヨシとしています。

65歳まで運用を続けると

そして、65歳まで今のままの商品で運用したと仮定した結果がコチラ↓

 

 

当然ではありますが、5年間で組み込む元本が増えますので、「1,000万円」に到達する割合はかなり高くなりました。

ここでびっくりするのが、「非常によかった場合」の残高が

1,712万円

となったこと。実現すれば、

元本の倍以上

になります。

60歳での「非常によかった場合」が1,233万円なので、5年で約500万円増えることに。

すごいですね~。これが、「投資は長期で」と言われる理由ですね。投資では、期間が長くなるほど「複利」の恩恵を受けることができます。

金利や分配金を元本に組み込み、それがまた金利や分配金を生む。

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資金が2倍に 突然ですが、皆さん「複利」ってご存知ですか?複利とは、銀行などに預けた元本についた「利息」にまた、「利息」…

 

上手くいけば、ですけどね。保証はされていませんので(笑)

もちろん、60歳からのお給料はぐんと減るので、毎月の積み立てできる額も減るかもしれませんが・・・

これはギャンブルでもなんでもありません。

日本の合法的な投資商品を買っているだけなんです。

「投資が嫌だ」と思っている方は、おそらく説明を聞くことも普段はほとんどしないと思うのですが、こういったこともあるという事実を知る機会があれば、少しは興味を持ってもらえるのではないかなと。

誰だって、元本が倍になれば嬉しいですよね。

地道に積み立てして、少しずつ増やしていくという点では、やることは普通の積み立て預金と変わりません。

その中の一部を投資商品に振り分けるだけで、ひょっとしたら増えるかもしれない。

元本が半分になることも

でも、「元本が倍になるかもしれないけど、元本が半分になる可能性もあるわけだから、それは絶対イヤ」という方には、お勧めできないです。

要は、リスクをどうとるか?ですね。

元本が減るのがどうしても嫌だから、増えるかもしれない可能性もいらない、とおっしゃる方には、投資は不要でしょう。

倍とか半分とかいうとだいぶ極端ですが、少し増えてくれればいいというくらいでしたら、もう少し低リスクの商品で運用することもできます。

私は振れ幅の大きい外国株も買っているので、倍になったり下がったりする可能性がありますが・・・。

考え方次第ですね。

ただ、リーマンショック後、順調に世界経済は回復してきた感じですが、噂ではそろそろ次の暴落が起きるとも言われているようです。私は暴落は起きてほしくないですが、万一本当に起きてしまった時のために、少しだけ現金の割合を増やしています。市場が次に暴落するようなことがあれば、少し多めに買ってみたいと思っています。買わないと資産が下がっただけで終わってしまいますから(;^ω^)

ですが逆に、投資を始めたばかり時期に市場の暴落が起こったとすると、一時的に投資した金額が激減するかもしれませんが、長い目で見ると投資的にはとてもラッキーな状態だと言えます。

まだ投資した金額が多くないでしょうし、以降底値で買い続けることで、市場が回復するとかなり利益を上げることができると思います。

我が家も今はそこそこ順調に増えてくれているので、下がってほしくはないのですが、万一下がってしまった時のことも考えています。

そううまくいくかわからないですけどね~。