春くらいから話題にしていた「内窓リフォーム」がやっと終了しました。
内窓をつけたキッチンの一か所です。パッと見は内窓がついていることはわからないと思います。
このリフォームは、国からの助成金がかなり出るということで、制度開始前からかなり人気で、制度が始まったばかりでも、これから申請しても助成金がもうなくなってしまうのでは、とずいぶん心配されました(私も心配でした^^;)
ですが、7月末の現在でまだ、戸建て、集合住宅とも予算の約半分くらいは残っているようで、まだ間に合いそうな感じでした。
我が家も助成金に間に合いそうなので安心しました(*^-^*)
助成金もですが、皆さん、「内窓つけてどれくらい断熱効果があるのか?」ということが気になるのではと思いますので、我が家の場合ですがご参考までにお話したいと思います。
窓際の暑さがかなり軽減される
結論から言いますと、
想像以上に窓際の暑さが軽減される
という結果でした。
これまでの古い窓ガラス1枚のみだと、真夏はガラス表面に近寄るだけで熱気が感じられて暑かったし、夏の昼間にはアルミサッシに触るのも熱いくらいだったのですが、その内側に取り付けた内窓には、近づいても、暑くなく、熱波を感じないし、熱が伝わりにくい「樹脂」サッシのため、サッシもまったく熱くなっていません。
これは画期的!!( ゚Д゚)
と、取付工事が終わった真夏の夕方、主人とかなり感激しました。
ちなみに我が家が取り付けたのは「リクシル」の内窓「インプラス」の「防犯合わせガラス」です。
助成金の出るリフォームにするためには、「遮熱効果」「断熱効果」のある窓を取り付ける必要がありますが、その中でもさらに、合わせガラスや、防犯ガラスなど、いくつか種類があります。
機能が増えるほど、ガラスの金額も上がっていきますが、高性能なガラスほど助成金がたくさん出るので、高いガラスにした方がお得ですと言われました。
それでも、窓ガラスは見た目はほとんど変わらないし、中に何か入っているようにも見えないのですが、その断熱効果は凄いのです。
真夏に西日が当たる窓なんぞはこれまで暑すぎて、近寄りたくもなかったのですが、内窓を取り付けてからは、窓の真ん前まで行って庭を眺めたりしてしまいます(笑)
もちろんこれまでは、年中カーテンはもちろん、真夏は簾をかけたりしてなんとか日差しを防いでいたのですが(それでも暑かったですが・・・)、今、窓のリフォームついでに、これまでのカーテンを全部処分し、軽めのスクリーンなどにしようかと考え中で、窓にカーテンなどがまったくついていない状態なのですが、それでも、毎日外気温が35度前後の今年ですが、直射日光が当たっている窓際に行っても、ほとんど暑さを感じません。
と言っても、エアコンをかけなければ室温は30度くらいになるのですが。
ちなみに、内窓リフォームしておらず、真夏でも昼間はエアコンをかけない2階の部屋(昼間は人がいないため)は、夕方には室温が35度くらいになっています^^;
窓を開け閉めする手間は増えた
リフォーム前からわかっていたことですが、二重窓になったため(厳密には窓ガラスは三重)、窓を開けたいときには二度手間になります。
窓それぞれに鍵をかけていたら、窓を開けるたびに鍵を毎回、2つ開ける必要があります。
どこかの窓を開けようとすると、
- 手前の窓の鍵をあけて
- しっかり窓を半分まで開けて、
- 外窓の鍵を開けて、
- さらに外の窓を開ける
という手間になります^^;
朝寝ぼけているときに窓を開けようとするとイラつくかも・・・と思ったりします。
私はすでに横着して、よく開閉する窓の外側の窓は、昼間は鍵かけなくなってしまいました^^;
外の窓を開けられても内窓の鍵をかけていれば、とりあえずすぐには自宅に入られることはないし、今回取り付けた内窓は「防犯ガラス」で割れにくいガラスなので、簡単に破られることはないはずなので。←皆さんはちゃんとかけた方が良いですよ^^;
鍵はかけなくても、窓を2回開けるという手間はどうしても発生しますからね~。
でも、その手間が多少あっても、断熱効果は素晴らしいです。
防音効果もかなりある
このことも私は内窓をつけようと思った理由の一つなのですが、内窓をつけると、かなり防音効果もありました。
私はリビングで楽器の練習をしたかったのですが、結構大きな音がするので、夜、雨戸を閉めてからしかできなかったんですよね。
でも雨戸を閉めても「まあまあ聞こえる」と、夜散歩に行く主人からは言われていました。
ですが、2重窓を閉めて雨戸も閉めると、私が楽器の練習をしているときに外から帰った主人が、
「かなり音が軽減されてる。ほとんど気にならない」と。
ただ、まったく聞こえないわけではないそうですので、その点はご注意ください。
私も実験として、昼間にリビングでまあまあうるさいくらいの大きい音で音楽を流して、内窓を全部閉めて外へ出てみたところ、雨戸を閉めていなくても、「なんかどこかで音楽がなってるな」くらいにしか聞こえませんでした。もちろんヘビメタのコンサートほどの音量でしたら聞こえちゃうかと思いますが・・・
これは私にはとても嬉しかったポイントです。
LIXILのオンラインショップの情報では、部屋でピアノを弾く音80デシベルが、一般の外窓を閉めると約55デシベルに、内窓も閉めると40デシベルに軽減されるとありました。
40デシベルは図書館の静けさ、50デシベルは静かな事務所という目安だそうです。
十分静かですよね(*^-^*)
かかった費用と助成金
我が家は今回、玄関ドア取り替えと1階の内窓取付工事をしてもらったのですが、その費用概算は以下になります(以前書いたのと同じです)。
- 内窓リフォーム 1階窓8か所に『インプラス』Low-E複層ガラス(安全合わせ) 取付 工事費 約118万円
- 玄関ドア 取り替え 約62万
- うち 助成金(予定) 約45万円
支払い金額 約135万
まだ助成金は申請中で、いったん全額支払う必要があります。上記金額は予定です。
まあまあ高額になりましたが、助成金が50万円近く出ることを考えれば、お得だったのではないかと思います。
玄関ドアも格段に使いやすくなりましたし、窓に関しては今、まさに真夏なので、毎日その効果を実感しています(*^^*)
それと、私にとっては防音効果がかなりあったのも嬉しいポイントでした。
電気代が安くなるかどうかは、一か月たってみないとわかりませんが、常に生活している1階部分がかなり断熱されていると感じるので、少しは下がるのではないかと期待しています。
結果は大満足
我が家の場合、主人も私も、この内窓リフォームには大満足しています。
助成金があるとはいえ高かったですが、高いガラスだけありますね。
断熱効果がある窓が気になっている方、また、少し防音効果もあったらいいなと思ってらっしゃる方、オススメです。
私はこれから知り合いにも気になっている人にはオススメしようと思っています。
ただし、お高いので、できたら助成金が使えるうちが良いですね(*^^*)
また、リフォームの前の日までに、普段お片付けができていない我が家は、リフォームに入ってもらう部屋をかなりモノを減らし、窓周りに何もない状態にするのが大変でしたが、おかげでだいぶ部屋が片付くという思わぬ副産物もありました(*^-^*)