第二の人生を考え始める

あっという間に日がたち、1月も半分過ぎてしまいました^^;

その間に、「オルカンが1/9の一日だけで、昨年12月一か月分の資金が流入した」とか「ビットコインETFが承認された」とか「日経平均株価が最高値更新」とか、市場ではいろんなことがありました。

そのたびに「書こうか」と思うのですが、モロモロに忙殺されて過ぎていってしまいます・・・

娘とお孫との時間

やはりお孫の存在が大きいですね。娘としては「いつでも育児の人手が欲しい状態」なわけで、それを知っている私も、ちょっと空き時間ができると娘宅に立ち寄ってしまい・・・と言っても週に2日くらいのことですが。

自分の育児を思い出すと、私が週に一度くらいは実家を訪ねて育児の息抜きをさせてもらっていましたが、母は車に乗らない人だったので母が私の家に来てくれることはなく、基本的に一人で子育てしていました。

天気が良くて公園に行ったりできる日は、ママ友などと話したりできるのですが、雨の日はお手上げ。小さい娘二人を車に乗せて近くのショッピングセンターをうろうろしたり、あてもなく近場をドライブして娘たちを昼寝させたり・・・私は育児が上手なお母さんではなかったので、一人で娘たちの相手をする一日はとても長く感じられました。娘たちが可愛いのはもちろんなのですが、育児は可愛いばかりでは済まないのは、子育てされた方なら理解いただけるのではないかと思います。

自分がそんなことだったので、娘も私が行くことで少しでも気分転換になるならと、顔を出してしまいます。

娘さんのお子さんのお世話をするおばあちゃんたちは、皆そろって

「孫も可愛いけど、それ以上に、自分の娘の助けになりたくて行くのよ。孫のためというより娘のためよ」

とおっしゃいますが、それが最近、よくわかります。

甘やかしすぎか、と思うこともありますが、これもお孫が来年春に保育園に入るまでのこと、と割り切って、今はできる限りできることはさせてもらい、お孫との時間も楽しませてもらおうと思っています。

定年後のプラン

さて本題に入りますが、主人が定年退職をしてからこの春で丸一年になります。はやっ(笑)

主人は浪人組なので、ほとんどの同期よりも一年早く定年を迎えたんですよね。

そしていよいよ今年は、同期が次々と定年を迎えます^^;

なので、退職金のことなどを同期から聞かれることも増えてきたようです。

最近、主人は学生時代から付き合いのある友人数名で新年会と称して集まったのですが、そこでいろんなことを聞いてきたようです。

その中でもやはり私の主人だけが定年を過ぎているのですが、その他もメンバーも今年だったり、定年をあと1-2年後に控えている人ばかり。

その友人たちから、「定年後はすぐ会社をやめて、実家(他県)に戻って親の面倒を見る」ということや、「ウチの会社は定年が62歳なので、62歳ですぐやめて、そのあとは〇〇をする予定」という話をされたそうなんですね。

結構、定年後は再雇用されずに退職して、その後のプランがすでに決まっている人がいたんだそうです。

私は皆さんすごいな、まだ年金出ないのに生活できるんだね、、とそちらに感心してしまったのですが。

主人もおそらく、私に「すぐやめていいよ」と言われればやめたいのかもしれませんが、とりあえずその後の予定もないので、やめていいと言われてもまだ今はいい、という感じもあります^^;

もちろんやめる時期なんて人それぞれですし、その後どうするかもそれぞれなのですが、身近な人が案外、定年後のことを明確に決めていて、ちょっと驚いたようです。

定年後に引っ越しをする人も

主人の友人だけではないのですが、定年退職後に引っ越しをする人もまあまあいらっしゃるのですよね。

一番の理由は、「娘または息子が結婚して〇〇県に住んでいるから、自分たちも元気なうちに近くへ引っ越す」ということです。

「田舎で蕎麦屋をやりたい」という話はまだ聞いたことがないですが、上記の理由は多いです。

近所の知ってる方のお宅が売りに出ていることもしばしば。

感じるのは、皆さん、「第二の人生を歩み始めたのだ」ということです。

若いうちは家を買って、子供たちを必死で育てて、やっと巣立ってくれた。

身軽になったと思う反面、今度は自分たちの老後が心配になります。いつかは自分たちが年をとる。

その頃になって、遠くへ行った子供たちに面倒を見てもらうことはできないから、自分たちが元気なうちに、子供たちの近くへ行って老後を過ごそう、と思う方は多いようです。

自宅を売却すれば、土地代は現金で入りますから、その資金で引っ越し先に小さな終の棲家を買われるのかもしれません。

真剣にリタイア後を考える

我が家は、夫婦二人とも実家は車で30分程度のところで、介護のために引っ越さなくてはいけないということはないので、住む場所を変える必要はありませんが、主人は友人の話を聞いて「自分はノープランだ」と思ったのは事実のようです。

趣味らしい趣味もありませんし、これまで定年後はただ「のんびりしたい」としか言いませんでした。これはこれで幸せなことなのかもしれません。

もちろん、40年も働いてくれたんだし、退職後に何もせずのんびりする時間があってもいいと思うのですが、半年くらいしたら飽きると思うんですよね~^^;

まあその時に何をするか考えても遅くないかもしれませんが、身近な人たちの定年後プランは、自分のことを考えるきっかけにはなったようです。

体が自由に動いで好きなことができる「健康寿命」は、本当の寿命よりはかなり短いです。もちろんこれも人によりますが。

もし主人が65歳まで働いたとしたら、前述の年下の友人たちの方が先に会社を辞めて(主人とは別会社です)、第二の人生を歩むことになります。

それを見たら主人は「自分もやめる」と言い出しそうだな~、と私は思っています^^;

定年してもうすぐ1年。あっという間ですね。

もし次に主人が「やめたい」と言った時には、反対しないようにしようと思います。

そのためにも資金計画はしっかりしないといけませんね。

私自身は、とりあえず趣味の延長上の仕事を細々としていますので、これを赤字にならない程度に、できるところまで継続しながら、時々旅行したり、娘家族からのヘルプ要請があればいつでも行けるように、元気でいたいですよね。といっても病気はいつなるかわからないですが。

また、この年になると、友人は本当に大切だなと思います。

環境の変化が少ない(ほぼない)ので、新しい友人ってできにくいんですよね。

一人でも二人でも、「あの人と会って話したい」と思える友人がいることは、人生にはとてもブラスになると思います。

友人とのお付き合いも大切にしていきたいと思っています。