資金が流入する外貨MMF

最近、世界中の資金がMMFに流入しているという記事を読みました。

↓Yahoo!Japan ニュースより

米高配当株ファンドから資金が急激に流出、MMFに乗り換え

最近の外貨建てMMFは、確かに高利回りなんですよね。米ドル建てMMFで、4%を超えています。

↓SBI証券 (23.4.15時点)

↓楽天証券( 同上 )

私は自分が米ドル建てETFを売却した資金で、今年2月からちょこちょこ買っています。実は、投資生活は長いのですがMMFを買うのは今回が初めてです。

これまであまり利回りは高くなかったんですよね。

↓私が保有するブラックロック社の米ドル建てMMFの、直近1年の利回り推移です。

昨年秋以降、急激に利回りが上がっています。

先日、初めてMMFの配当金を確認してみたら、しっかり入金されていましたよ♪

私が保有しているのはブラックロック社のMMFです。※途中で一回売却してまた買いなおしているので、数量が変動しています。

MMFの分配金は、「入金→税徴収→再投資」されますので、入金されたという実感がないのですが(取引案内文書は来ます)、実際にはドル建てで金額が少しずつ増えているんですね。

私の場合、今年2月からの買い付けですでに32,235円の入金があったようです(為替次第で変動します)。

短期間でも分配金まあまあたくさん頂けて嬉しいです。MMF、なかなか良いな~と(*^-^*)

このMMFは、比較的安全な商品(債券等)で運用され、ほぼ元本割れしないと言われている商品(「絶対」ではありませんが)で、それでこんなに高利回りというのは、資金が流入してくるのもわかりますよね。

もし預貯金で「4%」の利回りと言われたら買いたい方多いのではと思います。

MMFはほぼ預貯金と変わらない感覚で持てると言われていますので、もしドルでの運用を始めてみたい方は、少し買ってみるのも良いかもですね。

ただし、ドル建てですので当然ですが、為替リスクはあります。

ドル建てとしては残高が変わらなくても、ドルを買った時より円高になれば、それだけで円資産が目減りしますので、ご注意ください。

私は、もともと持っていたドルで買っているので、為替の影響は受けないのですが、それでも買ったときより円高になれば、円建ての資産は「マイナス」で表示されます。

まあ、ドル表示だけ見ていればいいんですね(*^^*)

ドル建てでは評価損益は「0」です。動きがないですね。

残高が変わらず、利息だけを受けとれるという点では、預金とほぼ同じです。

為替リスクを許容できると言う方は、米国が高金利のうちは、資金を一時置いておく商品として良いのではと思います。

MMFは、ドルに替えるときだけ為替手数料がかかりますが(売却後に円に戻す場合はまた手数料がかかります)、買い付けや売却には手数料はかかりません。

そのせいかどうか、MMFの商品は大変わかりにくいところにあります・・・

↓SBI証券の外貨建てMMF

「投信」の中にあるんですね。知らなかったです。まあ「マネー・マーケット・ファンド」ですから当然なんでしょうか。

私はこれまで、外国株の購入画面から「外貨MMF」に移動していました。

楽天証券の画面は諸事情ですごく小さくなってしまって載せられませんでしたが、「その他商品」の中に「外貨MMF」というメニューがありました。

こちらは「その他」扱いなんですね^^;

アメリカの金利が下がってくれば、MMFの金利も下がると思いますので、短期間かもしれませんが2%後半~3%以上くらいの利回りが維持されるうちは保有していても良いかな~と思います。今後また海外ETFを買うときまでの一時保管場所としても良いのではないでしょうか。

手数料無料で少額から(10米ドル)買えて、またすぐに売却も可能というところもメリットですよね。まあそんなにすぐに売ってたら分配金ももらえなくなってしまいますが^^;、何かあったときにもすぐに引き出せるというのは安心だと思います。

私もまだ買ったばかりですので、今後の動きをみていきたいと思います。