現在、我が家の投資資金残高は前月よりおよそ8%減になっています。
投資資金が大きくなってくると、一度に下がる幅も大きくなります。
まだ下がるとも言われていますので、現在投資している方は気が抜けませんね。
以前、ライフプランセミナーに参加した時、「現在保有している金融資産」を記入する際に、FPの方に、
「投資資金は、評価額の7割掛けの金額を書いて下さい」
と言われたことがあります。
どうしてたった7割?と思ったら、FPの方が、「株価は、いつ下がって、資産高が減るかわかりません。少し暴落したら3割くらいの金額はすぐになくなってしまいますので、低めに見積もっておいた方が安心です」、とのことでした。
つまり、投資資金の現在の残高は、「絶対ではない」ということです。
例えば、評価額が100万円の場合は、「今、70万円ある」、1,000万円の場合は、「今、700万円ある」と思って下さい、と。
私は、7割掛けって、かなり現在の資金額より少なくなるよね、そんな厳しく考えないといけないの??と思ったものですが、一旦暴落を経験すると、そのことがよくわかります。1~2割くらい減ることは、時々起こるのです。
もともと7割だと思っていれば、たまの暴落の時に慌てることがないかもしれませんね。
↓同じこと、おととしも書いていました。コロナショックの時の確定拠出年金のスイッチングも書いていましたので、良かったら見てくださいね(#^.^#)
これが、積み立て投資して5年、10年とたってくると、購入した時の金額も平均化されますし、配当金も組み込まれてくるので(配当金再投資の場合)、時間がたてばたつほど、暴落の影響を受けにくくなってきます。
もちろん、大きく下がるのは同じなのですが、分配金が分配金を生むようになってしばらくすると、自分が投資した金額がそのまま下がる、ということはなくなり、投資した金額よりも評価額が下がってしまうということがなくなってきます。「安全圏」に到達したということですね。
ここまで来るのがなかなか大変なのですが、少し暴落しても、自分の買値を下回らないくらいになってくると、もう売ったり買ったりしなくても、保有しているだけで資金が増えていく状態になります。
インデックス投資でここまで到達するには、最低でも10年くらいはかかってしまうと思うのですが、一度到達すれば、あとは比較的心穏やかに運用が続けられると思います。
我が家の場合、確定拠出年金が今、そんな感じで、リーマンショックの時も、コロナショックの時も積み立ててきましたので、運用シミュレーションを見ても、今後5年間で「運用成績がすごく悪かった時」でも2%以上の利回りとなっています。
つまり、積立金額よりマイナスにはなりません。
↓今日の確定拠出年金残高。少し前まで、直近1年の利回りは10%を超えていました。評価額は50万ほど減っていますが、まだ420万円の含み益があります。
我が家の確定拠出年金は、リーマンショックより少し前から、外国株ファンドの比率を増やした記憶がありますので、2006年くらいからでしょうか?当然、リーマンショックの時には、評価額が初めて何十万円とマイナスになり、茫然としましたね。
それでもしばらく評価額を見ないようにしながら、積み立てを地道に続けました。それから15年くらいになるのかと思いますが、やっと「安全圏」に到達したと思っています。気の長い話ですね(笑)
実は、若いうちにもっと外国株ファンドを多く買っておくべきだったと、後悔しています。タラレバを言っても仕方ないですけどね。
投資に「絶対」はありませんし、予想以上に世界経済が悪化することもあるかもしれませんので、あくまで自分でリスクを許容できる範囲で投資することが必要だと思います。