終身生命保険と収入保障

だいぶ間があいてしまいましたが、娘たちが提案された保険で、「これはいいかも?」と思った保険について書いてみます。

といっても、どこのなんという保険だったかは、忘れました(;^_^A

ひとつは「終身保険」、もうひとつは「収入保障保険」です。

 

終身保険は、娘の旦那さんの年齢に合わせ、

10年間、40歳まで保険料を払い込むと、その後は終身保険(300万)として一生涯の保障

という内容でした。払い込み期間は10年で設定されていましたが、20年や30年払いなども可能なのかもしれません。

毎月の保険料は、17,000円くらいでした。若い世代にはちょっときつい金額かと思いますが、これを「貯蓄も兼ねて」と考えるなら、悪くないと思います。

  1. 10年間払い込み。
  2. 払い込みが済んだ後は、解約して解約返戻金として受け取ることもできる。その際は、保険金額よりは受取額は下がる。
  3. 払い込みが終了後、一定期間が過ぎると、払い込み金額より解約返戻金が上回るので、そこまで待てば元本割れはしない。
  4. 10年間は「生命保険」として保有し、元本割れしない時期まで待てば、「貯金」として、必要な時に解約して使うこともできる。

こんな感じの特徴でした。

うちの主人も、20代のころから終身保険に入っていて、30年くらい払っていますが、60歳で払い込みが終わるので、あと2回かな?そのあとは、いつ亡くなっても300万円の保険金が受け取れますし、生存中でも、解約して解約返戻金も受け取れます。

確かこの保険、義母が主人(息子)名義でかけていた保険を結婚してから受け継ぎ、いったん満期が来たものを下取り(?)して新しく加入しているので、保険料が安いのだと思います。

その頃にはまったく訳がわからず、それこそ担当者さんに言われるがままに契約しましたけど。

もう解約しても良いのですが、特に今、お金が必要なわけではないので、おそらく主人が本当に亡くなって「保険金」として受け取るまで手はつけない予定です。保険は「保険として」受け取るのが一番、金額がたくさんもらえます。

結婚してから30年も払ってきたので、娘の旦那さんの保険が10年で払い込みが終わって、その後はずっと300万円の終身保険が保有できる、というところがいいなと。加入して保険が有効になれば、いつ亡くなっても300万受け取れる、というところが保険のいいところですよね。

これは掛け金は高いですけど。

10年間は保険として機能して、その後は「貯蓄」として保有すると考えれば、悪くないと思いました。

17,000円の保険料はきついかしれませんが、娘たちには「苦労は若い時にしておきなさい。年をとってからの苦労はきついよ」といつも話しています。

まあ、苦労なんて、いくつでも誰もしたくないですけどね(笑)

娘たちは貯金がないので、とりあえず旦那さんに何かあった時に300万程度保険が下りれば、もちろんお葬式はじめ、いろんなことが余裕をもってできるかなと。

そして、子供ができたら、2000~3000万くらいの定期保険に入ればいいんじゃない、と伝えました。

でも、17,000円も払うのはやっぱりきつい、ということだったら、県民共済や、こくみん共済もいいんじゃない、と、たまたま自宅のポストに入っていたパンフレットを渡しておきました(#^.^#)

共済は、営利目的ではないので、掛け金が「保険」として支払われなかった分は、年末に「割戻金」としていくらか戻ってきます。なので、実質は2000円よりも安い掛け金ということになります(保険の支払いが多いと、戻ってこない場合もあるかもです)。

月額2000円で、生命保険や医療保険などに加入できます。年齢に関わらず一定の保険料なのも安心です(#^.^#)

でも逆に若い人だと、もっと安い保険料で加入できるものがありますね。今だとネット保険などもたくさんありますしね。

それから、共働きなので、病気やケガで仕事を休むことになった場合の「休業保障」保険も、提案の中にありましたが、他にも調べて、手ごろなのがあれば加入しても良いのではと伝えました。

娘たちはとりあえず「共働き」の前提で、娘も3割くらい住宅ローンを組むことになるのですが、その場合、どちらかが病気などで働けなくなり、収入が途絶えると、ローンの支払いに支障をきたすことになるので、安い掛け金で入れるものがあれば、検討しても良いのではと思います。

現実として、「亡くなれば」生命保険がおりますし、住宅ローンも免除になりますが、病気で入院したりして「働けない」状態は、生命保険は一円もおりません。かといって、仕事できなくて収入が途絶えても、住宅ローンは待ってくれませんので、そこを保障してくれます。

あとでまた調べてみる、と言って帰っていきましたが、平日は毎日仕事しており、休日も家の設計などでいろいろ忙しいようなので、保険を調べるところまでなかなか手が回らないのではないかな~と思います。

最低限の保障だけは用意して、本当に何か困ったときには、私たち親も、元気なうちにはサポートできると思っているので、最後の「心のとりで」と思ってもらえばいいと思っています。私も若い頃、本当にお金がなかった時には、「どうしても困ったら、最後は親に頼めば助けてくれる」という思いがありました。幸い、金銭面で頼んだことは一度もありませんでしたが。

説明だけはしたので、そのあとは娘たちが自分で決めると思います。