私は、もし運よく長生きしたとして、80歳、もしかして90歳くらいになったら、その頃は家で静かに過ごすことが多くて、たくさん食べたり、物を買ったりということも若い頃よりは少なくなり、生活費は今よりは自然に減るんだろうと思っています。
が。
こういったことは、その人の「体調」や「性格」によるんだな、と最近つくづく思います。
私には実の父と、義理の父母がいますが、全員80代。父親どうしは同年生まれで、どちらも今年、85歳になりました。
義父は、このブログでも書きましたが、少し前まで圧迫骨折で2か月弱、入院していました。
もしかして、歩けない状態で退院かも・・・と心配していましたが、
ピンピン元気になって退院(笑)
まだ、買い物など少し長く歩くと腰が痛いようですが、日常生活には問題なく、その回復ぶりに驚きました(;’∀’)
義父と住んでいる義母は、少し物忘れがあるようですが、身体的には何も問題なく、元気です。
そして実の父なのですが、この人が一番元気(;’∀’)
少し前に比べると、最近は床に座ったあとの立ち上がりに時間がかかるようになっていますが、立ってしまえば、普通に歩けますし、何より、好奇心旺盛で、いろいろなことがやりたくてたまらない人です(;^_^A
今はコロナ禍なので、旅行などはまったく行けていませんが、コロナでなければ、行けるならどこへでも行きたい、新しいものは使ってみたい(なかなか使いこなすまではいかないですが)、スポーツクラブとカラオケ通いが趣味なので(コロナではありますが、基本、地方なので、もともと混んでおらず、ほぼ一人でやっています)、毎日自ら体力増進・痴呆症予防しているようなものです。
父はもう、貯金はなく、年金のみで暮らしていますが、自宅があり、姉夫婦と同居なので、食べるだけなら困ることはありません。
ですが、やりたいことが多く、また体力的にどこでも行けてしまうので、やりくりは自分なりに苦労しているようです。どこか体が悪くなったりすると、もうちょっと生活が落ち着くのでしょうが、そんな気配はまったくなく。
父を見ていると、
こんな元気な老人もいるんだ
と思ってしまいます(;^ω^)
絶対、90歳までいくよね・・・(笑)自分でも言ってるし。
元気で長生きって、素晴らしいことなのですが、やっぱり、生きている以上、そして、父みたいな「出好き」の性格だとさらに、お金がかかるのです。まあ、お金がなかったら静かにするのかもしれませんが。
コロナになる前は、私や姉と、あちこち旅行に出かけました。
今は無理ですが、もし、コロナが収まれば、また出かけたくなるでしょうね。
金銭的余裕があるなら、どこへでも。何なら海外でも。
という感じ。
年を取ったら、そんなにやりたいこともないだろう、と決めつけない方がいいなあと。
元気で生きていられれば、やりたいことはあるんですよね。
もちろん、何もなく普段通りに暮らせること、まずそれが一番なのですが。
最近では、FPさんに家計相談すると、「100歳まで生きる」と仮定してライフプランを試算して下さるようです。
自分が100歳まで生きるって、想像もつかないのですが、父を見ていると、「ありえなくはない…」と思ってしまいます(;^ω^)
「人生100年計画」が必要な時代になっているようです。