北川景子さん主演のドラマ「家売るオンナの逆襲」。
私は前のシリーズを見たことはなかったのですが、面白そうだなとは思っていて、今回新たなシリーズが始まっているので、録画して見ています。
タイトルと、「北川景子さん演じる不動産営業ウーマンが、どんな売りにくい家でも売るストーリー」というのをネットで読んだりしていたので、いろんな事情の家を、いろんな事情のある家庭にうまく売っていくお話なのかなと想像していましたが、だいたいはそんな感じのようです。
私が初めて見たのが、お金持ちのおばあさん役の泉ピン子さんがなぜかネットカフェで寝泊りしているというお話でした。
このおばあさんは、以前まで住んでいたアパートが取り壊しになってしまったけど、一人暮らしの老人には新たに貸してくれるアパートが全然見つからない。
と言う問題があり、家を買いたいという建前で物件を見て回っているのですが、本音は「一人暮らしなんて嫌だ、孤独死なんてしたくない・・・」ということで、お金はあっても、一人で暮らすのが嫌で結局はどの物件も買わないのです。そして人の出入りがあり、お金さえ払えば誰でも泊まれるネットカフェに寝泊りしているという事情がありました。
ここから先ネタバレです。見てもいい方だけ読んでね。
それを北川景子さん演じる不動産営業ウーマンがどう解決するのかというと、まず、この営業ウーマンが自分のポケットマネーでそのネットカフェ物件を丸ごと買ってしまい、その物件を泉ピン子さん演じるおばあさんに売り、おばあさんはそこのオーナーになって、自分もそこでネットカフェを運営しながら暮らすというものでした。
確かに自分の持ち物件であれば、一部屋自分で使おうと、年齢がいくつであろうと文句を言われることはありませんね。
かっこいい解決の仕方だなあ~と、とっても感心してしまいました。
私は途中まで、「一人が嫌なら、老人ホームに入るしかないよね・・・スタッフもいるし、お金はあるから良い施設に入れるし」と勝手に想像していて、ドラマでも老人ホームをわざわざ紹介してあげるというくだりもあるのですが、このおばあさんは、老人ホームのスタッフに子ども扱いされるのが気に入らず、老人ホームも拒否してしまったんですね。
八方ふさがりに思えたのですが、まさかの解決方法でした。
不動産をお持ちの方には想像できたかもしれませんが、私は目からウロコ。
さらにこの営業ウーマンは、自分が物件を買った価格よりも600万高くおばあさんに物件を売り、自分自身も儲かっています。
営業ウーマン役の北川景子さんが、「課長、我が家のお金が600万円増えました」と、仕事上の上司であり自分の夫でもある仲村トオルさんに伝えるのですが、「なんてしっかり者の奥さん!!」と、テレビの前で私は感動しました(笑)
しっかり稼いでご主人に「我が家のお金が増えた」と報告するなんてできた奥さんですよね。「私のお金」ではなくて(笑)
イッテQで大好きなイモトさんも出演していて、これからも放送が楽しみです(#^.^#)