古古古米に思うこと

毎日変わらず、孫のお世話や、SNSでの情報収集であっという間に過ぎていきます。

最近、心が沈むことが多いですが、良かったことの一つに「断捨離」があります。

このブログでも何度か書いてきましたが、今回、久しぶりに自分の部屋(もともとは長女の部屋)を断捨離しました。

10年以上やってきた趣味の作品だったり、使おうと思って使えなかった素材だったりを、今後ももう使わないと思うものを思い切って処分しました。

「良いアイディアは、気持ちの良い環境から生まれる」とある人から聞いたため、早速実行してみました。古いものを大事にため込むことは、未来のためにならないのですね。

お陰で、以前よりかなり気分よく自分の部屋で過ごせるようになり、滞在時間が長くなりました(*^-^*)

リビングはほぼ在宅勤務の主人が占領しています。

↓長女が子供のころ使っていた茶色の勉強机に、余っていた壁紙のリメイクシートを張って、白の木目調にしました。端の始末などは雑ですが^^;、見た目が明るくなり、これまでより気分が上がります。

すぐ使えるよう趣味の道具を出しっぱなしでしたが、ずっと作業しているわけではないので、普段は片付けて机を広く開けることにして、パソコン作業もここで快適に、また1階にあったプリンターもこの部屋に移動して私専用に(笑)ほぼ私しか使わないのですよね^^;

iPadホルダーもつけてさらに快適♪YouTubeを流しながら作業もできます。いろいろ処分して空間が少し広くなったので、時々YouTubeのエクササイズ動画を見ながらドスドスとエクササイズもしています(笑)

最近のお米問題

皆さん、最近の共通の話題と言えば「お米」ではないかと思います。

テレビをつけてもニュース番組では真っ先に報じられていますね。

我が家は、夫と二人で、以前四人家族だった時に比べると本当にお米の消費量が減っているので、お米は今のところしばらく買う予定はないのですが、今週末から店頭に並ぶ大手スーパーもあるとのことで、近所のお店で見てみたのですが、私が行ったところでは「現在販売の調整中です」という張り紙があり、「古古古米」はなく、これまで通りの高~いお米が、棚に並んでいました。

23年産のお米はどこへ?

私は、前農水大臣が失言で更迭され、新大臣が就任してから、「これでやっと行方がわからなかった備蓄米が出てくるのかな?」と思っていたのですが、フタを開けてみたらなんと「古古米、古古古米」を放出するとのことでした。

「は??コココマイ?何それ」

というのが正直な感想でした。なんとなく、「古米」って聞いたことはあるものの、「古」が2つも3つもついたお米の存在は、恥ずかしながら知らなかったのです。

↓わかりやすいのでネットからお借りしました。

テレビでも情報を流していたので、「ここまい」等の種類のことはすぐにわかりましたが、私が関心を持ったのはそこではなく、

前大臣が、備蓄米を出すと言ってJAにほぼ売り渡して、そのほとんどがどこへ行ってしまったかわからなくなった、その備蓄米を、大臣が変わったら「ここにありました!」とか言って出すのかなと思っていたら、その話は一切なく、それより古いお米を出すと

皆さんどう思われたでしょうか?

これでやっと安いお米が食べられる、嬉しい。

と思った方も当然いらっしゃるでしょう。

確かに今、高いお米しか店頭に並んでおらず、今回放出される古いお米も、数に限りがあるとのとこで、食べ盛りのお子さんがいらっしゃるご家庭などは、本当に死活問題でしょうから、少しくらい古くても十分食べられるからありがたいと思う気持ちは当然です。

それは私もよくわかっています。

ですがここであえてもう一度、

「JAが買い占めたという備蓄米はどこへ行ったの?どうして、お米の国の国民である私たちが、2年も3年も前のお米を食べなくてはいけないの?しかも、災害続きとかの緊急時でもないのに

と言いたいのです。

しかも、通常5キロ80円前後という価格で販売されるもののようです。それが5キロ2000円前後。この価格はなぜでしょう。

新大臣にとっては、いかにも「私が大臣になったらすぐにお米が皆さんの元に届きましたね!」という功績をアピールするのにうってつけのイベント(?)なのでしょうが、そこじゃない。

今回、本来の政府の仕事というのは、前大臣が国民に届けられなかった23年の備蓄米をすぐに、米価格が高騰する前の価格で国民に流通させること。

国民が本当に望んでいたのは、こちらだったはずです。

政府は、「わざと」お米を国民に流通させるつもりがないのだと私は思っています。

先進国(今はすでに後進国と揶揄されることもあるようですが)の「政府機関」でありながら、国民の食糧危機の時に備蓄米を出します、と言っておいて結局まったく完遂できていないのは、政府が無能だから? ではないのです。

わざと。

そう考えなければおかしくないですか?

国が、国の備蓄米を出すといったのにまったく流通しない。

私は現在、どこが最初の備蓄米を持っているのか当然わかりませんが、政府ならば、放出した先まで調査して、すぐにでも国民に適正価格で販売するように促すのが本来の役目ではないでしょうか?

「古古古米」も日本の農家さんが作ったもの

私はまだ「古古古米」を食べたことがないので、古くて食べられないとか言うつもりはまったくありません。

ましてや、古いとはいえ、日本の農家さんが丹精込めて作ってくださったものです。食糧難などの時には本当にありがたく頂けると思います。

ただ、現実にはこれはテレビなどでも報道されているかわかりませんが「古古古米」って、1-2後には家畜の飼料になるもので、5キロ80円くらいで取引されるものなんだそうです。私も今回初めて知りましたが。

逆な見方をすれば、人間でも十分美味しく食べられるお米を食べて育つ日本の家畜って高品質だ、ということも言えそうではありますが・・・今の問題点はそこではありません。

また、お米農家さんたちは、お米の価格を安いまま放置する、これまでの政府のやり方に耐えきれず、YouTubeで個人で動画をアップして窮状を訴えたりする方が増えてきています。

海外では、農業保護は一番重要な国策と捉え、農家に補助金を出すところが大多数だそうです。日本は、お米を作るのをやめさせる方向に進んでいますよね、、よその国と日本は何が違うのか?

ずばり、政治家が、自分の国を守ろうとしているか、守ろうとしていないか。

の違いなんだと思います。

確かに、最近はパンやパスタなどを食べる人も昔に比べて増えているでしょう。ですが、だからと言って日本人が主食を米から小麦に変えるかというと、そんなことは起こらないと思います。

しかも小麦にしても、日本での自給率はわずか15%程度だそうです。何か有事が起こって輸入がストップしたらすぐに国民は飢えることになります。日本で作れるお米の生産は絶対に減らしてはいけないのです。

現在はご高齢の方でもスマホやタブレットをお持ちの方は多いと思いますので、ぜひYouTubeなどを見てみてください。お孫さんたちがいらっしゃる方は、お孫さんたちにやり方を聞いてみてください。皆さんのお孫さんたちの未来を守ることにも繋がります。

「米農家」「備蓄米」等で検索するとすぐに、興味のもてるタイトルの動画が表示されると思います。

ただ、本当にたくさんの情報が出ていますので、再生回数を稼ぎたいためだけの動画もありますので、ご自分が見やすくて内容が信頼できると思う、信頼できる動画を見つけてみてください。

それから、動画本体ももちろん大事ですが、そこに書かれているたくさんのコメントをぜひ読んでみてください。私は動画を見るよりも先に他の方のコメントを一通り読むことにしています。たくさんの視聴者の方の気持ちがわかりますし、それになんといっても、いろんな政治、歴史などに詳しい方が多く、私などは知らないことばかりで、とても勉強させてもらっています。

もちろん、すべての情報をうのみにしてはいけないこともわかっているつもりです。

今回のコメ騒動について思うこと

今回のことをまとめてみます。ただし、素人の意見なのでご了承ください。

  1. 日経新聞によると24年のお米の収穫量は前年比2.7%増と、微量ではありますが増加したにも関わらず、お米の需給はひっ迫している状態(長年、政府による減反政策が進められてきたため。今は減反政策は廃止になっているとはいえ、実際は進行中と同じ状態らしいです)。つまりもともと近年はお米が少ない状態。
  2. それだけが原因かはわかりませんが、今年になって店頭からお米が消える、あってもお米の価格が倍くらいに高騰
  3. お米が買えない国民が出てきたため、政府が23年の備蓄米放出を決定→結局国民には届かず
  4. 失言により農水大臣交代→新大臣、「古古米、古古古米を放出」と決定(前大臣が出したお米は依然、行方不明)
  5. 流通し始めた古いお米を国民が食べ始める←今ここ
  6. 「古古古米」の在庫がなくなるかもしれないので、外国産のお米を輸入しよう!という話にもっていく←近い将来、こうなるのではないか?
  7. そして最後に「今回の騒動はJAの責任だ、全農は解体だ!」という流れにもっていきたいのではないか←これは実は恐ろしいことで、郵政民営化が失敗だったといわれているように、JAも解体はせず、体質改善するべきという意見があります。

数日もすると、「古古古米」を食べてみました!という感想がネットで飛び交うでしょうから、それを見てから買うかどうか決めると考えてらっしゃる方も多いと思います。

今回のことはどれもこれも、今の政府の失策です。

というか、私は今の政府は「わざと」日本人にお米を食べさせないようにしているのではと疑っています・・・

テレビではどんどん問題の「すり替え」を行っていますね。今フォーカスされているのは、「放出された「古古古米」を買うのにたくさんの人が並んでいる(みんなが買いたがっている)」「いかに古いお米を美味しく食べるか?」という内容が多いです。

もちろんそれが一番国民の感心事なのですが、問題の本質を議論していません。

今年の夏の選挙は、多くの国民が、日本人の主食を危機にさらした政党に投票しないことを願っています。

ただ、現与党(少数ですが)だけではなく、連立を組んでいる野党や、その他も国民の方を向いていない議員が大半ですので、そこにも騙されないようにしなくてはいけません。

そして、これまで選挙に行っていなかった方たちにもぜひ投票していただきたいです。いつも投票している方は、これまでの与党にずっと盲目的に投票している方が大半だからです。今回のことに疑問をもって、支持する政党を変えて頂けたらと思うのですが・・・

ほんとかどうかわからないのですが、今回の米騒動はすべて最初から政府が仕組んだもの、という意見さえあります。そして少し爽やかな印象のある新大臣を総理にして今年の夏の参院選を勝ちに行く。

どうなんでしょうね?

ひょっとすると、私が「騙されている側」なのかもしれません。そうであったらどれだけ良いでしょうか。

父との会話

これまで恐らく5-6年くらい、毎週父のところへ通っていますが、ここ数か月、父と政治の話をよくするようになりました。これは生まれて初めてのことです。

父は学歴はありませんが、昔から政治に関心があり、NHKの国会放送などをよく見る人でした。

先週、最近のお米騒動の話題になり、父が

「昔から自〇党はろくな政策せんなあ・・・あれはなんでかなあ・・・日本がどんどんおかしくなってる」

と言ったので、私が、最近SNSなどで見たり聞いたりしたことをかいつまんで話しました。

突拍子もなくてわかってもらえないかな、と思ったのですが、父は

「そうか、それでか、、、なんかおかしなことばっかりやってると思ってたけど・・・」

と、意外にもなんとなく納得してくれたようでした。

そして「そんな大変な時に、わしらも毎日遊んどるようじゃいかんなあ」

と言い出したので、この先そう長くはない(と思われる)父に余計な心配をさせてしまったと、

「そんなことないよ、お父さんたちはそんなこと心配しないで、毎日楽しく暮らしてくれたらいいんだよ!でも選挙は自〇党には入れないでね」

と言ったら、「自〇党にはもう長年、入れてない」と言っていましたので、父の頭はまだ相当しっかりしているなと、今更ですが関心しました。

夏の選挙が近づいてきていますので、私のような、これまで政治にまったく関心がなかった方でも、「他人事ではない」ことを理解していただき(お米問題はまさに生活直結ですね)、これまで選挙に行ったことがない方でもぜひ、日本ファーストの政党に投票していただけるように、これからも思うことを時々書いていきたいと思っています。

これはこのブログのテーマの「投資」よりも、現在は重要なことだと思っています。

日本がなくなってしまったら、投資なんて何の人生の役にも立たなくなってしまいますから、、

ただ、私は日本はまだ国を取り戻せると信じていますので、投資はやめません。

安心して投資の失敗談など書けるようになることを願っています。