145円と近況

昨日、対米ドルでの為替レートが145円台まで下落し、その後日本が円買いの為替介入するという、混乱の一日となりました。

為替介入の効果はあったようで、一時140円台まで円高に戻したそうです。

が、この効果は一時的なものだろうというのが、一般的な見方のようです。

私は政治的なことや、経済もわからないので、ブログにはあまり書かないようにしているのですが、最近の円の動きは気になっています。

もともと、ここまで一気に円安が進んでいる原因の一旦が、日本が金利を上げない、というところにありますので、金利を上げられないという状況は変えられないので、円安の流れを止めるのは難しいのではないだろうか、、と思います。

今年に入ってから3割も円安になったということで、外資が日本の不動産をよく買っているという報道を見かけます。以前から、北海道のニセコや苗場など、有名なスキー場が海外の人に大変人気があるそうなのですが、少し前からホテルなどがどんどん外資に買われていて、最近では、日本人も大好きな京都の物件も買われているそうです。

海外には、日本ではほとんど見かけないようなレベルのお金持ちがたくさんいるそうです。まあ、それで観光地がまた元気になれば良いことなのでしょうね。

今後の日本が気になります。

私たちの世代は、もうすぐ現役時代が終わりますので、年金でなんとか暮らしていく方法を考えるのが最優先ですが、今後娘たちや孫たちが生活していく日本ですから、暮らしやすい国であってほしいと願っています。

それから、万一、孫の誰かが海外に行きたいといった場合に、気持ちよく送り出してあげたいとも思います。私は、自分の娘たちが学生の頃にも、同じことを考えていましたが、二人とも「行きたい」と言わなかったので^^; 海外旅行は大好きで、コロナ前は時々行っていましたが。

最近は、娘たちには、手持ち資金の一部を米ドルに換えておくといいよということも言っています。これから為替がどうなるのかわかりませんが、資産のすべてが円といいうのは、やはりこれから何十年と、さらにグローバル化されるであろう社会を生きていく子どもたちには、偏っているのではないかとの思いからです。

私の世代で、少ない資産で我が家ほどドルの割合が多いのは逆に珍しいと思いますが、娘たちの世代は、外貨で資産を持つ人も増えるでしょうし、円でもドルでも投資できますので、投資でどんどん資産を増やす人も増えてくると思います。

少し前に、結構貯めこんでいる次女の方に、「少しドルに換えておいた方がいいよ」と言ったら、「毎月外貨預金をしているけどこれ以上やった方がいい?」との返事。私は外貨預金はそれほど良いとは思わないですが、ある程度たまったら、海外株やETFを買付するのも良いですね。まあそのまま継続で良いかなと思います。

それから、つみたてNISAなどの運用具合はどうかと聞いたら、「投資は100万くらい利益が出てる」とのことでした。

もうここまで来たら「投資をやめよう」とは思わないでしょうね(;^_^A

彼女はコロナ前から投資を始め、コロナ禍でもずっと積み立てを続けてきましたので、現在多少株価が下がったところで、含み益がなくなることはよほどのことがない限り、ないでしょう。

株価がどこで底か、ということは誰にもわかりませんので、市場が下げ相場の時でも、あまり考えずに毎月少しずつ買う、ということが、市場が上がり始めた時に一気に効果を出すことになります。

 

そして我が家の最近の投資の状況ですが、特に変わったところはありません。

株価が上下するたびに、数十万単位でマネーフォワードの残高が上下するのも変わりません。

ただ、確定拠出年金の運用商品を、少し前にすべて売却したので、現在はそちらの方は、動きがピタリと止まりました。

現在の状況を確認してみたら、なんと、今まで見たことのない「グリーンボール」になっていました(#^^#)落ち着きを感じます(笑)これからは毎月、定期預金の買い付け分だけ、金額が上がっていくことになります。

これも、来年春に証券口座に移動したら、また動き出すことになると思います。