私のところではありませんが、友人のところにそれらしい電話がかかってきたそうです。
固定電話に着信があったので、友人が出ると、
「オレオレ」
というのだそうです。まさにそのまま(笑)
友人には、娘さんが二人いますが、息子さんはいません。
なので、純粋に誰だかわからず、
「どちら様ですか?」
と尋ねたら、
「オレだよオレ。〇〇」
と、短い名前を言ったのだそうです。
その名前が、ご主人の名前の最初の二文字だったため、友人は、一瞬ご主人かとも思ったそうですが、ご主人の本名には2文字足らないし、そもそもご主人は通常、固定電話には電話してきません。それにもちろん、声が違ったと言っていました。
今や、夫婦でもほとんどLine通話のお宅は多いのではないでしょうか。
友人はますます訳がわからなくなり、
「どちらの〇〇さんですか?」
と聞いたそうです。すると、相手は
「〇〇〇だって」
と、名前に一文字付け足して、男性のよくある名前を言ってきたそうですが、それはご主人の名前ではなく、あれこれと親戚の男性の名前も思いめぐらしたそうですが、思い当たる人は見つからず。
友人はまた丁寧に、
「すみません、うちには〇〇〇という名前の者はいないのですが・・・」
と伝えると、相手は、
「もういいよ、またかけるから」
と言って切ったのだそうです。
友人は、電話の途中から
「これってオレオレ詐欺?」
と疑ったそうですが、そう思ったところで、何かできるわけではなく、まあ彼女には思い当たる名前がなかったので、事なきを得ましたが、彼女は、
「オレオレ詐欺がかかってくるなんて・・・ウチは【高齢者世帯】だと思われてるのか・・・」
と、ショックを受けていました(;^_^A
そっちか。
まあ、何事もなくてほんとによかったですが、息子さんがいるご家庭だと、うっかり
「〇〇なの?」
と、名前を口走ってしまうこともあるのでしょうね。
本当に気をつけないといけません。
固定電話は高齢者世帯のもの?
今、若い人たちは結婚しても、固定電話を設置しないそうです。
私の娘たちも、どちらもスマホで済ませています。
セールス電話などでも、「固定電話に出るのは高齢者」と思われているのだとか?
私たちの世代は、高齢者より一歩手前だと思いますが、知り合いは皆さん、固定電話はまだ保有している方がほとんどです。解約したという話は聞きません。
その一方で、知り合いからの連絡はほとんど携帯電話か、ラインでのやりとりになってしまっているのも事実です。
我が家でも、固定電話にかかってくるのは、最近は
本当にセールスばっかり
です。
なので、今は、通常はずっと留守番電話にしておき、留守電に要件を録音してくれた人にはあとからかけ直す、ということにしています。そういうかたは多いのではないでしょうか。
最近はセールスも「080」や「090」などの携帯番号からもかかってくるので、気にはなりますが、固定電話にかかってきた電話は一切出ません。
着信履歴から、電話番号をネットで検索そういうかたはおすると、「〇〇の営業」と書かれていることがほとんどです。
今は、こんな情報も自宅にいながら数分でたどり着けてしまいます。
たまに本当に用事のある人は、留守電に入れてくれますので、その場で出たり、後でかけ直したりしています。
固定電話の役割は、ほとんど終わっているのでしょうね。
昔は、携帯電話なんてなかったので、固定電話が引いてあるのが当然でしたが、いつの間にか、営業用ツールのみの役割になってしまったようです。
私の85歳の実家の父も、ずっと固定電話を利用していましたが、父も今では知り合いとはスマホでの連絡ばかりで、固定電話は営業しかかかってきていなかったので、姉が解約してしまいました(;^_^A
私は、いざという時に、父は110番とか119番が、スマホからはかけられないだろう(かけ方がわからない)から、固定電話も置いておいた方がいい、と言ったら、自分のところの固定電話の子機を置いてくれました。
これも時代の流れなのでしょうね。