防災意識

今日は投資とは関係ないお話です。

近年では、台風時だけではなく、梅雨時から豪雨が発生するようになり、甚大な災害が起こるようになってしまっています。現在も、熊本県や岐阜県の被害の様子を目の当たりにして、胸が痛む思いです。

これ以上被害がひどくならないように、これ以上の犠牲者が出ないことを心から願っています。

 

実は我が家も、他人事ではありません。自宅から10数分歩いたら一級河川が流れています。

普段はとても穏やかで美しいのですが、もしこの川が氾濫すれば、我が家は間違いなく水没する地域です。

これまでは、どちらかと言えば地震の心配ばかりをしてきたのですが、万一あの川が氾濫したらと、最近はそちらの不安も持つようになりました。

いえ、正確には、頭の中にはあったのですが、大多数の方と同じように、「このあたりはならないよね。これまでなったことないし」という思いでした。でも最近の被災者の方たちは、口をそろえて「こんなこと今までなかった」「数十年ここに住んでいるけど、こんなこと初めて」とおっしゃるんですよね。

夏の異常な暑さといい、地球温暖化のせいなのかはわかりませんが、明らかに気候が変わってきているのは皆さん感じていることと思います。

ただ、地震はほぼ一瞬で発生しますが、河川の氾濫には、ある程度時間がありますし、最近では雨雲レーダー等で、今後数時間の雨量の予想ができるようになっています。

危なくなりそうだと感じたら、早め早めの避難が大事なのは、もう言うまでもないですね。

私も、これまでは、もし水害にあったら、自宅の二階へ逃げるか・・・近くの公民館(避難所になる)に逃げるか・・・と考えてはいたのですが、このあたり一帯浸水しますので、避難所になるはずの公民館や、子供たちが通った小学校ですら、かなりの高さまで浸水するのがわかっています。屋上まで上がれば大丈夫かもしれませんが、人が集中することが予想されます。

いろいろ考え、今後、もし近くの川に氾濫危険の兆候が見えたら、車で30分ほど離れた私の実家に、早めに避難することを思いつきました。なぜかこれまで、考えたことがありませんでした。

今年は特に、コロナ問題があり、できるだけ避難所が密にならないよう、頼れる親戚などが他にある場合は、そちらへの避難をと呼びかけられています。

ただ、そこへ避難するにも、車で30分ほどかかります。大きな河川が氾濫する頃には、小さな川もあちこちであふれていることが予想されますので、大雨の時には川の水位を常にチェックして、氾濫注意水位になったあたりでできれば避難することを考えたいと思います。

私はこれまで雨雲レーダーばかり見ていたのですが、国土交通省のHPで、川の水位やライブ映像、浸水想定区域図などが見られることに気づきました。大きな川でしたら載っていると思います。

テレビでも何度も紹介されてましたね・・・ですがこれまで見たことがありませんでした。

 

国土交通省 川の防災情報

パソコンでもスマホでも見られます。

もし情報がある川でしたら、現在の水位や、ライブではありませんが1時間ごとくらいの画像も更新されていきます。

市の防災情報メールにも登録していますが、大雨が予想されるときには、随時こちらのHPをチェックしていると、川の水位の増え方がわかり、避難するべきかの判断材料になると思います。

私は、実家が車でも少し離れていることもあり、氾濫注意水位まで来たところで、今後もまだ降り続けることが予想されるようであれば、避難しようと思います。

 

雨の状態や、昼か夜かなどによって、避難にも危険が伴いますので、今後の雨の情報と、もし大雨の予想時間帯が夜になるのであれば、昼間のうちに移動しておくなども必要になるかと思います。

私は先日、実家へ行った時に、これから大雨になる時には、避難させてもらうかもしれないからよろしくねと頼んでおきました。

父と、姉家族が住んでいますが、ここでよければどうぞと言ってくれました。

また、主人の実家や兄弟の家も、同じ市内ですが川が氾濫してもあまり影響は受けないと思われる高い土地に家がありますので、避難に時間が足りない時には、そちらにお世話になるかもしれません。

空振り避難になっても良いから、できるだけ早い行動を心がける必要があると思います。

もし安全な場所に頼れる親戚がなければ、友人宅や、私は、可能なら一泊くらいであれば、被害を受けないと思われる地域にあるホテルなどに泊まっても良いのではと思います。

一泊料金くらい命を守るためなら安いです。

今は、いろんな情報がスマホやパソコンで誰でも見られるようになりました。せっかく手元に便利なものがあるのですから、最大限に活用して、自分や大切な人の命を守りたいですね。