植物を育てるのが好きで、小さい庭でガーデニングらしきことをやっているのですが、今朝ふと、
投資とガーデニングって、ちょっと似てるところがあるな~
と思いました。
最初は小さい株(←ほんとに『株』!(笑))を買って、小さなポットで育てはじめ、植え替えたり、肥料をあげたりして手をかけると、どんどん大きくなって、花が咲きます。
でも時には、うっかり水やりを忘れたり、病気になったり、花を虫にかじられたりして、花が咲かないこともあります。
投資も、最初は少額ですが、少しずつ買い続けて、時々様子を見て、売ったり、買い足したり、スイッチングしたりして、育てていくと、運用額が増え、少しずつ配当金等がもらえたり、株が値上がりして含み益が出たりします。
逆に、気づかないうちに値下がりしていたり、業績悪化して配当金が無配になったりとかもあるかも(;’∀’)
植物の場合、地植えの多年草は、水やりしなくても、ほぼほったらかしで毎年花を咲かせてくれるものもあります。
それはまるで、ある程度の投資金額になった銘柄から、毎年配当金が受け取れる感じに似ているな~と。
私は少しだけバラを育てているのですが、地植えにした時には小さな株でしたが、10年近くたった今、家の雨樋まで届く(本当はもっと伸びるのですが、自分で手入れできなくなると困るので、切っています)大きさに育ち、毎年たくさんの花をつけてくれます。
3,000円くらいで買ったバラの苗が、大きくなって毎年毎年、数えきれない数のバラをつけてくれるのです。
買う時は、「3,000円か~、ちょっと高い(;’∀’)」と思いましたが、買ってから毎年、こんなに楽しませてくれるのですから、とてもお得な買い物だったと思います。
投資商品も、良いものを選んで買えば、買って保有するだけで配当金が入ります。
買った時には小さかった一株が、ゆっくりですが大きく育つのを見ると、「物事はあせっちゃいけないな~」と思います。
大きく丈夫に育つには時間が必要です。
でも早くきれいな花が見たいと、お水をあげすぎたり、必要でない肥料まで与えてしまったり。植物は話さないので、加減を見極めるのは難しいです。
ですが、一度、環境に適応すると、どんどん勝手に育っていきます(笑)
考えてみたら、投資商品には「〇〇フルーツ」とか「実り」みたいなネーミングのものが時々ありますね。あれはよく考えてあるな~と。今更ですが(笑)
我が家の庭には、白、ピンク、オレンジのバラを並べて植えてあるのですが、10年近くたった今、「ピンク」のバラのみがどんどん育ち、自分の領域を広げ、その脇の白とオレンジのバラは本当に目立たない存在になってしまっています。
3色のバラが咲き誇るはずだったのですが(;’∀’)
そのピンクのバラが、我が家の庭の環境(日当たりなど)に適応し、また、もともと強い品種だったのかもしれませんが、一人勝ち状態(笑)
投資でも、「この投資信託は調子いい(上がっている)けど、こっちはダメだな~」ということがありますが、結果としてプラスになればOKではないかと思います。
植物の「環境」というのが、投資の「市場状況」というのに当てはまるのかもしれません。市況が良い時には、どの株を買っても上がる、みたいな時もあるでしょうし、またその逆もあるかもしれません。
どんな時も、その状態を見ながら、ゆっくり育てるというのが、大事かもしれませんね。
そして面白いのが、「これはもう枯れちゃった」と思って放置していた鉢から、翌年また元気に芽が出て、立派な花が咲いたりします。
まだ生きてた~~ヽ(^o^)丿
そんな時は本当に嬉しいです(#^.^#)
でも投資に例えるなら、「もう枯れちゃった」かと思えるものを放置するのはよくないかもしれませんが。