配偶者控除の壁150万に

今日、こんな記事を見つけました。

配偶者控除、来年から見直し 103万の壁は150万に

少し前から配偶者控除については撤廃や制度の見直しなどが検討されていて、ずっと「扶養控除内」で働いてきた私も、気になっていました。

今までほぼ100万円以内に収入を抑えて働いてきた・・・というか、それくらいの収入を希望しているパートを募集しているところで働いてきたといった方が正しいかもしれません。
「たくさん働きたい人は、働けますよ!」みたいなところには応募しなかったです。
「扶養範囲内で働けます」というところばかりでしたね。
入社してから「もっと働ける?」と聞かれる心配がないので・・・

実際、「パート」の時給で年間150万円稼ごうと思うと、このあたりは都市部ではないので、時給が安く、結局フルタイムに近い長時間勤務になります。
それでもボーナスも出ないところがほとんどだし、時間だけ長くて収入はたいして増えず、疲れるだけ・・・という感じで。

主人は「日本の普通のサラリーマン」です。
結婚してからずっと、毎日朝7時過ぎに家を出て、帰宅は夜9時前後。早くて8時、遅いと10時過ぎ。バブルの頃には夜中まで仕事してたこともあります。
とても家事を頼める勤務時間ではありませんから、当然私がすべての家事、育児をやることになります。
そうすると、私は「扶養範囲内」の勤務時間働くのでいっぱいいっぱいなんですよね・・・

でも、もっとたくさん働きたいと希望されてきた方には朗報です。

実は私は来年の3月で

仕事がなくなる

ことが決まっていますので(;’∀’)、再びパートの仕事が見つからない限り、私には関係ない話になってしまいますが・・・それでも大きな関心があります。

でももし次に仕事を探すとしたら、150万円以内にすれば良いので、よく年末に100万円を超えないように気をつかう(職場も、超えないように気をつかってくれますよね)必要があまりなくなりますね。

でも実際には、その前に130万円の壁があります。130万を超えると社会保険料を払う必要が出てきますので、150万円まで働く場合は、その前にこちら壁を超えないといけません。

また、夫の年収によっても、控除の金額が変わるそうなので、それも考慮しないといけませんね。

これからは共働きが当たり前になると言われていますので、パートでもたくさん働けるということは良いことなのでしょうね。
まあ、よく考えたらおかしな話ではありますね。「働かない」方がお得な税金制度って・・・
それだけ、これまでの日本は、「奥さんは家にいてくださいね」っていう風潮だったのでしょう。
これだけ男性陣が長時間働いていたらそれも当然かもしれません。
時代が変わってきたなと思います。