我が家には娘が二人いますが(うち一人は一人暮らし)、同じ親から生まれて同じような環境で育ったはずなのに、金銭感覚がまるで違って、ある意味面白いです。
長女は、どちらかといえば、お金があれば「楽しく使いたい方」で、就職時に私からあれこれ言われたため、毎月の積立貯蓄はなんとか継続しているらしいですが、それ以外のお金はぱーっと景気よく(?)毎月なくなっている模様(笑)
もちろん、自分で働いたお金なのですから、好きなように使えば良いと思うのですが、私から見ると「それ、いる??」というものに使っていることもしばしば(;^ω^)
まあ「いる」「いらない」なんていうのも、本人次第なので、私がとやかく言うことではないので、傍観しています。
就職したときに、「若いうちから、投資信託を積み立てるといいよ」と私が言ったので(というか強制的に(笑))、毎月1万だと思いますが、それもなんとか継続しているようです。
「これには絶対、手をつけちゃいけないよ!」
と言ってあります。でもスキあらば使いたいと思っているのがよくわかります(笑)
といっても、たまってきても使えないので、本人はもう「いくらあるかも知らない」状態。口座も見ないようです←ひょっとしたらこれが一番確実にたまる方法かも(笑)
一方、一人暮らしをしている次女の方は、やはり毎月の家賃がいたいらしく、あれこれ、お得な情報を集めたり、日用品や身の回りのものを買うときにもかなり考えているようです。まあ、自分から望んで一人暮らしを始めたので、家賃を払うのは当然なので、自己責任ですね(笑)長女に比べると、自由に使える金額が少ないようです。
でも彼女も、私が教えた通り、就職と同時に証券口座を開いて、世界株式の投資信託を購入していますし、私がやっている「ふるさと納税」もやりたいとラインで相談してきたり、「ちょっと貯金ができたから株でも買おうかと思ってるんだけど、それより投資信託を増やした方がいいかな?」と、残高を増やすことに余念がありません。
「税金ってすごく取られるよね～。国には無駄遣いしてほしくない」などと、一人前なことも言っています(;^_^A まだ、働いて数年なので、そんなにすごい税金払ってるわけではないと思うんですけど、払っている本人からすればやっぱり、自分が働いたお金を黙ってても毎月持っていかれるわけですから、かなり痛いようです。その感覚は大事だと思います。
私は、次女の方は、ほっといてもこの先、お金に困ることはないのではないかと思っています。
万一、結婚せずに生涯独身だったとしても、一生働ける資格もありますし、一人で生きていけると思います。
長女は、「楽しく生きないと損だよね!!」という思考パターンを地でいってるタイプで、友達も多く、今はコロナで出かけることを控えていますが、コロナ前には連休といえば海外、でなければ国内旅行は絶対、というタイプです。
若いのでそれでも良いのですが、時々、「貯金は続いてる?どれくらいたまった?」「投資信託、手をつけてないよね?」と、くぎを刺すようにもしています。
もういい年なので、親に貯金額を把握されたくないらしく、いつも返事はお茶を濁していますが、それでも結構遊んでいる割に「まったく貯金がない」わけではなさそうで、とりあえず安心しています。
特に、投資は長期間になればなるほど、複利が有利に働くので、投資にまったく興味がなくても若いころからやった方が良いと思っているので、二人とも就職したときに、勧めて開始させておきました。
やっぱり投資した方がいいかな・・・と、40代くらいに思ったとしても、すでに20年近くの時間が過ぎてしまっていることになります。若いうちから投資をしていれば、少しお給料が上がってきたらどんどん自分で積み増ししていくことができるので、資産が増えるスピードがまったく違ってくるのではないでしょうか。
わずかな金額でも10年、20年たった時に、その重みが増してくるのではないかと思っています。
ちなみに、毎月1万円を、利回り3%の投資信託で35年積み立てた場合、最後に税金を引かれても、元本420万に対し、約670万になります。
もし４%で運用できたら、約800万になります。
5%で運用できたら、約970万になります。こうなるとほぼ1,000万円、元本は倍以上になったことになりますね。
つみたてNISAで積み立てていれば、利益分は非課税なので、とってもお得ですが、今のところ2037年までのサービスのようなので、若干短いですね。もっと延長してほしいです。
毎月1万円はもちろん大金ですが、ちょっと服を衝動買いしたりするとなくなってしまう金額でもあります。
でも、「将来のため」と思って、数千円～1万円を投資に回すことは、毎日お仕事している人でしたら、できなくはないのではないでしょうか。
今はスマホさえあれば簡単に投資できる時代ですから。
