先週末からの、そして今日の東京株式市場の下がり方はなかなかでしたね。
こちらはここ1年の日経平均株価指数チャート(SBI証券HPより)
確かにこの下がり方を見るとすごいですね。昨年11月までの水準まで戻ってしまっています。
これをここ10年で切る取るとこんな感じ↓
確かに最大の下がり幅。
ニュースでは「歴史的急落」「史上最大の下げ幅」とも表現されています。
新NISAでの利益がなくなる
今年の新NISAスタートで投資を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
前半は株式が好調だったので、今回少し大きめの下げを始めて経験される方もいらっしゃるのかなと思います。
我が家も債券以外の資産は軒並み残高が減っていますし、今年買った株銘柄はすべて下がっています。
ただ、まだリーマン・ショックの時ほどの暴落ではないですね。
↓画像は「AERA dot. ニュース」よりお借りしました。
私は「リーマンショック」の時に、我が家が確定拠出年金でそれまでの掛け金を世界株ファンドに移し、積み立てもすべて世界株ファンドにしていたところで、投資で初めて「マイナス40万円」を経験しました。
まだ資産額が200万とかそのくらいの時で、その時にはさすがに怖かったのを覚えています。
それまでにもちょこちょこ投資信託を買ったり売ったりしていたのですが、ここまで大きなマイナスが出たのは初めてでした。
それでも、それまでいろいろ自分なりに勉強したり実際に売買して、「下がった時には買い時、持っていればいつかは上がる」と、取引画面は見ないようにし、毎月の積み立てだけ淡々と続けていました。
結論から言うと、この時に安値で買い続けたことが、その後の資産増に確実につながり、その後はコロナショックの時も、評価額は多少下がっても元本よりマイナスになることはありませんでした。
ただリーマン・ショックの時は元に戻るまでの期間が長く、しばらくは精神的にはちょっときつかったのを覚えています。
数年たってマイナスが消え、その後はどんどん資産が増えていくようになると、もう暴落のことは忘れ(笑)、その後は投資が楽しくなります。
暴落時に積みたてやめる人
私はいつも思うのですが、ちょっと自分の保有している投資商品の価格が下がったからとうろたえて売却しようとする方は、
「株式は自分が買ったらその後、絶対下がらない」
と思って購入しているのでしょうか?
そんなわけ、はないのです・・・( ゚Д゚)
まあ損切りが大事な時もありますが、優秀なインデックス商品に投資しているなら、淡々と積み立て続けるのが正解だと私は思っています。
なんなら、暴落があるから、その後の株高で大きく資産が増えるのです(暴落を喜んでいるわけではありません)。全く下がらず右肩上がりに上がることなんてあり得ませんし、下がった時にも買うからこそ、次の株高で投資の醍醐味が味わえます。
せっかく始めた積み立てNISA、たくさんの方が続けられたら良いですね。今はネットで長期投資の重要さも浸透してきたと思うので、皆さんそう簡単に売らないのではと思っているのですが。
私はと言いますとこれまでにちょっと余っていた「NISAの成長投資枠」で今日、買い注文を出しました。
買えたらまたご報告します。
今晩、米国株はどうなるんでしょうね。夜は眠くなってしまって市場の動きが見られないんですよね・・・
毎回朝起きてびっくりです^^;
急激な円高
さらには急速に円高が進み、一時141円まで円高になったようです。こちらも今年1月からの円安分を吹き飛ばしてしまいました。
米ドル円為替チャート(SBI証券HPより引用)
こちらは「円高の方が良い」というご意見もありますし円安の方が良いという見方もあります。
要するにどんな側面から見るかによって変わってきますので、どちらが良いかとは一概に言えません。
ただ我が家にとっては、ドル建て資産が多いため、円安は含み益をもたらしてくれていましたが、かなり吹き飛びました^^;
まあ想定内ですし、自分ではもともとどうすることもできないことなので気にしていません。
我が家はこれ以上ドルを買い増す予定はないのですが、160円でドルが高いと考えていらした方にはそろそろ買い場でしょうか?
それとも130円くらいまでまだ円高になるのでしょうか。
でもタイミングを考えるのはプロでも難しいと言われますから、ある程度のところで「打診買い」していくくらいで良いのではと思います。
※投資はご自分の判断でお願いします。