なんと気づけばほぼ一か月、間が空いてしまいました。いつもスローペースですが、今回は長すぎました^^;
17年ぶりの利上げ
日本もやっと金利が引き上げられることになりました。
それ自体は良いことだと思うですが、とりあえずこれまでの銀行預金「0.001%」だったのが「0.02%」になるとのこと。
金利20倍と報道されていますが、元の値が低すぎて、「これからは貯金しよう!」と思えるレベルではないですかね^^;
でも日経平均株価でもそうですが、ここを通過しなければ次のステップもないと思うので、大きな前進ではあると思います。
が、金利引き上げと報道されたにもかかわらず、欧米諸国との金利差を埋めるほどではなく、今月146円台まで円高になっていた対ドルの日本円はまた150円台へと円安が進んでしまいました。
海外勢は、もう日本が「日本が金利を上げても超スローペース」であるということがわかってしまっている感じです。
もちろん、為替の動きの要因は金利だけではないと思いますが、金利を上げて海外金利との差を縮めるということがなかなかできなければ、逆に円安が進んでいくのを止められない要因になるのではないかと思います。
今後も為替の動向は気になるところです。今後もあまり円安が進むようだと、さらに輸入品が高くなり日用品などの価格が今以上に高騰する可能性も出てきます。
ただ、私たち一般人は、為替がどうなっていっても、自分たちでそれをコントロールすることはできません。
自分でできる範囲のことをするしかないのですよね。
乳がんになりました
話は変わるのですが、今月最初に、初期乳がんが見つかりました。
幸い初期で、部分切除で良いと思うと担当の先生からは言われています。
こちらで書こうか迷ったのですが、女性が多く読んでくださっていると思い、私の場合は今のところそれほど深刻な状態ではないので、書ける範囲で書かせて頂こうかと思います。少しでもどなたかの参考になればと思います。
以下がこれまでの流れになります。
- 入浴中に偶然、右胸に小さなしこりを発見
- 個人病院の乳腺外科で、超音波検査を受ける→がんの可能性あり、詳しい検査が必要との診断
- 紹介された大きな病院を受診
- 改めてマンモグラフィー、超音波検査を受け、その結果生検が必要と判断されて生検を受ける
- 生検の結果、乳がんと診断。今のところの診断はステージ1。
- 乳がん治療に関する説明を主人と聞く
- 部分切除手術を受けるにあたり、他への転移がないかの確認と、手術に耐えられる全身状態であるかどうかの検査を受ける
現在7番のところです。
最初に小さなしこりに気づいたのがバレンタインデーの頃、すぐに個人病院に行きましたが、ここまでの流れでほぼ5週間くらいです。
実は最初は、しこりを見つけても「まさか自分はがんじゃないだろう」と思っていたんですよね。
いろんな病気になられる方は皆さんそうなんじゃないでしょうか。
結果を聞きに行く際には「ご家族と聞きに来てください」と言われ(先生曰く、悪い結果の場合を考えて全員にそう伝えるのだそうです)、主人が仕事を休んで同行してくれました。
先生から伝えられた時には、本当に主人と二人で「は??」という感じでしたね。
それから先生から治療についての詳しい説明があったのですが、何しろまったくがんであると予想していなかったので、予備知識がないまま行ってしまい、初めて聞くことばかりで頭がついていきませんでした。
説明のあと、「何かご質問ありますか?」と聞かれたのですが、何を聞いていいのかもわからず。
幸い、初期で見つかったということもあり、今後の検査で他の部位への転移がなければ部分切除で大丈夫だろうということでした。
乳がんは初期で見つかれば高確率で治せるようで(その後、いろいろと調べました)、それだけは幸いでした。
が、油断することはできませんので、今後しばらくは治療に専念したいと考えています。
私くらいの年代になってくると、周りに乳がんになりすでに切除手術を受けている方もちらほらいらっしゃいます。
皆さん元気に過ごされているので(本当は不安だったり、治療の大変さもあったと思います)、がん治療を受けた、もしくはまだ術後の経過観察中とは思えないくらいの方がほとんどですので、私も前向きに頑張ろうと思っています。
解約してしまったがん保険
私は以前、主人と二人でがん保険に長い間入っていたのですが、我が家は主人と自分の家系は「がん家系ではない」ということや、治療費も国の高額療養費制度や、少し貯金もあるし大丈夫だろうということで、数年前に解約してしまっています。
がんと診断されてまあまあすぐに思ったことが、
あ~、がん保険、解約しちゃったなあ・・・
ということでした。
今更どうしようもないのですが。
がん保険を解約したときに、「ウチはがん家系でもないし」と思ったのも理由の一つなのですが、今回いろいろ調べていて「家系」ってあんまり関係ないとの見解も見つけました。「家系(遺伝子?)」でなりやすいがんというのはほんの一部であると。ただ、乳がんは家系でなりやすい種類なのだそうです。
私の場合は母はがんとは別の病気で亡くなっていますし、親戚で乳がんで亡くなった人は私の知る限り、いません。
が、親戚はみんな遠くにいて冠婚葬祭以外の付き合いはほとんどなかったので、もしかしたらがんにはなっても、治療して元気にしているだけかもしれませんが・・・
私は母も、がんではない病気で亡くなっているので、そちらの病気ばかり気にしていましたね。
気づけば私も、ちょうど母が亡くなる原因になった病気が見つかった年齢になったのですが、その病気ではなくがんになるとは・・・。
でも高齢になってくると二人に一人はがんになると言われているそうなので、自分がいつなっても不思議ではないんですよね。
医療保険は継続中
まだシンプルな医療保険は続けているので、そちらの方で手術給付金と入院給付金が少しですが頂けると思います。
こちらも少し前まで「解約してもいいのかなあ~」と悩んでいましたが、こうなってしまうと、「入ってて良かった」となりますね^^;
もちろん、日本にはしっかりした健康保険があり、そのため手術まで受けても治療費はそれほど高額にならないという安心感はあります。
病気になった時って、誰でも気分が暗くなりがちですよね。そんな時に、治療費の心配をしなくて良いというのは、とても大きいと思います。
もちろん、治療の種類や、病気が長引くなどの場合はまた大変になってくるかと思うのですが、それでもいつからかずっと継続されている日本の「国民皆保険」は、政治で他の気になる点(?)には多少目をつぶっても良いかと思えるくらい、素晴らしい制度だと私は思っています。
実は私は今回で、医療保険の給付金を頂くのはなんと4回目になるんですよね・・・
40代の頃にある病気になり、間を空けて大小合わせて3回の手術を受け、給付金を頂いています。
主人は一回ももらってないですけど。
でも保険って、ほんとに、「使わないのが一番」なんですよね。
いざ自分がその立場になってみると本当にありがたいのですが、主人のように使わないでいられるのが一番だと思います。
気づけば主人もそろそろ年齢的に、いつ医療保険にお世話になってもおかしくない年頃になりましたね。
ちなみに、私は毎年、乳がん検診は受診していて、昨年は5月頃に超音波検査を受診し「所見なし」でした。マンモグラフィーは、昨年は受けていません。どちらか一つを受けることにしていたのですが、もしマンモグラフィーも受けていたら、影が映ったのでしょうか。
乳がんは、大きくなるスピードが比較的ゆっくりで、5ミリになるまでに1年くらいかかると言われているそうなのですが、私の場合は自分で発見したときに1センチちょっとになっていました。
どの検査でも「絶対」はないと思うのですが、検査方法が複数あるならできるだけ受けて、また毎年受けているからと安心せず、乳がんは自分でもチェックしてみることもできますので、ぜひやって頂きたいと思います。
今回、私が大きな病院で検査を受けたときにも、「マンモグラフィーではあまり悪そうに見えないんだけど、超音波検査ではちょっと気になる点があるから、生検しましょう」と言われました。当然ですが検査の種類によって見え方が違うようです。
生活はこれまで通り
手術後に放射線治療などが始まればどうなるかわかりませんが、とりあえずできる範囲でこれまで通りの生活をしたいと思っています。
が、治療中は免疫力が下がり、他のインフルエンザやコロナなどの病気になると重症化する危険性が高まると思うので、しばらくはあまり外へは出ずに自宅でゆっくり過ごせたらと思っています。
少し前に帯状疱疹のワクチンを打って、副作用で大変な思いをしたのですが、逆に「これで帯状疱疹になることはしばらくない」という安心感はできました。
また、最近はやっているらしい「はしか」ですが、私は母が亡くなっているので、自分がはしかにかかったことがあるかどうか聞いてみることができません。抗体を調べて、もしなかったら予防接種した方が良いのか・・・
次の検査結果を聞くときに、先生に伺ってみたいと思います。
皆さんもどうぞお体に気をつけてお過ごしくださいね。