今朝、ネットでこんな記事を見つけました。
すっかり定着したかと思われる「NISA」制度。もともと期間限定で始まった制度なのですが、このNISA制度を活用しようと、これまで投資したことのない方が証券口座開設したため、制度がスタートしてから証券会社の口座開設数は増えているのだそうです。
このため、証券会社等はこの制度をこのまま継続してほしいと、金融庁や証券業界等が政府に要望を出していたそうですが、結果が「見送り」となりました。
その理由には今のところ、「富裕層優遇という指摘もあり」となっています。
ほんとにそれが一番の理由なのでしょうか??
すでにネット等では書かれていますが、
年間120万円の投資ができる人を「富裕層」って??
みたいな(;^ω^)
私が思うのは、NISAでの投資可能枠は最高で年120万円ですが、それだけの金額が厳しければ、べつに年10万円でも良いわけですよね。
年120万円投資できる人だけに限って優遇しているわけではありませんよね。
「投資して資産を増やしたい」と考える人すべてに、等しく門戸を開いているのだと思いますが・・・
じゃあ限度額を50万円くらいにすれば平等なのでしょうか??いくらなら富裕層優遇って言われないのかなあ。
投資に回せる金額が多いか少ないかは、年収だけで決まるものではありません。
日々の生活費の額にもよりますし、年収が少なくてもすごく節約してたくさん投資に回す人もいるでしょう。
お給料から貯蓄するだけではなかなか人生の後半のお財布が厳しい時代になってきたからこそ、投資を広く推進するために、経験のない方でも始めやすいようにとスタートした制度ではないのでしょうか。
120万円投資できる人を富裕層っていう位置づけがちょっと、と思ってしまいました。
そして、投資って長期間続けなければ、効果はなかなか出にくいものです。
現在は口座を開設して、投資を始めてやっと数年経過しました・・・っていう方がほとんどではないでしょうか。
まあもともと2023年までの期間限定で開始されたものなので、一旦終わっても仕方がないのかもしれませんが・・・。
証券口座数は順調に増加したということなので、投資未経験者に投資開始してもらうという目標は達成できたということなのかな。
一方、つみたてNISAの方は2037年までの期間限定となっています。積み立てこそ、長く続けるという運用方法なのですから、少しでも期間延長してくれると良いですね。
まあ、我が家は長くても積み立て投資はあと10年弱くらいかなと思っているので、期間延長はしなくても関係ないのですが、せっかくの良い制度は、長く続いて欲しいと思います。