タネ銭作りも投資で

ネットの投資に関するコメントなどを読んでいると、今でも「投資するお金なんてない」「投資する余裕なんてない」という意見を見かけます。

こういった意見は、今でも投資とは

企業の株式を数十万~数百万で買うこと

だと思われているような印象を受けます。

昔は「投資はお金持ちがやるもの」だったかもしれませんが、今は時代が変わっています。

皆さんほとんどスマホをお持ちだと思うので、「じゃあ投資っていくらからできるの?」と思った方、

「投資 いくらから」

で検索してみると良いと思います。

投資方法もいろんな種類があって、今は「100円」からでも投資できますよね。大人の場合、100円はちょっと少なすぎるかな、とは思いますが。

現在の投資というのは、企業の株を単元株で買ったり、投資信託などを100万円単位くらいで買わなくても良いのです。そういったことこそ、「まとまった資金ができてから」行うことであって、まだ資金がない時には、まず「資金を育てる」ところから始めてはどうでしょうか。

これを預貯金だけで始めると、10年以上預金しても今はまったく利息がつきませんし、何より「投資の経験」になりません。

大半は貯金するにしても、もし興味があるのでしたら、そのうち1割くらいだけでも、投資に振り向けてみてはどうでしょうか。投資の効果を実感するには、少なくとも数年~10年くらいは必要なので、「お金ができてから」と言っていたら、資産形成の時間が短くなってしまいます

毎月1万円貯金できるなら、「1,000円」は投資してみるとか。

若い方は、比較的オープンに投資の話などもできるかもしれませんが、ミドル世代以上は、投資をしていて儲かっていても「他人には話さない」人がほとんどだと思います。なんとなく、「お金の話は他人にはしないもの」という風潮?が、私たち以上の世代にはありますよね。

こんなブログを書いている私も、実生活で回りの人には、ほんの数人にしか、投資していることは言っていません。

ですが、今では毎月こつこつ、少額から投資を始める方も増えているようです。

中高生でも、自分のお小遣いから投資をする人もいるようです。親御さんの影響だと思いますが。

大人なら、1,000円くらいからやってみても良いのではないでしょうか。

すっかりおなじみになった「つみたてNISA」も、1,000円単位でもできます。

月1,000円。一回、ランチ行ったり、スマホで何かポチっとネットショッピングすれば使ってしまう金額です。

この時、「このお金は最初からなかったもの or 千円でランチを食べた」ものと思っておく。そうすれば、時々「暴落」して、千円が800円や700円になっても、あまり気にせず「スルー」することができます。

少なくとも5年くらい、毎月積立運用(といっても放置でOK)していくと、よほどスタートした時期が悪かったり、変わった銘柄を選んでいなければ、少しずつ増えてくると思います

この「預貯金とは比較にならないスピードでお金が増える」という状況を自分のお金で体験すると、投資が面白くなります(#^.^#)

そうすると、「ほかにどんな投資があるんだろう、調べてみよう」となってくるかもしれません。

今はネットでも書店でも、投資に関する情報はあふれていますから、好きなだけ自分で勉強できます。

ただ一つ注意することは、「短期間で資産倍増」などという内容のものには、手を出さない方が良いと思います。そういうものは逆に「短期間で資産半減」する可能性も高いものであることが多いです。それこそ「余裕資金」でやることで、まだタネ銭作成中の方がやることではないと思います。

と、いろいろ書いてきましたが、それでもやっぱり「投資は自己責任」なので、ご自分で納得してから行なってくださいね。